鈴木三郎さんの「野鳥散策(10)ヨシゴイ(サギ科)その3」(03・07・01)


 全長36.5センチ。03年6月20日撮影。

 早朝、そっと沼の葭(よし)原に近づくとウオー、ウオーと数カ所からうめくような低い声が聞こえてきました。小さな体のヨシゴイから発せられているとは思われない低音です。

 葭の先端に出てきた所をじっくりと観察していると、一声ごとにのど元を大きくふくらませているのが分かります。繁殖期に見られる行動です。

 沼の直ぐ隣の田んぼで、餌を探しているヨシゴイを見つけました。滅多にないチャンスです。

 しばらく田んぼの水面を見つめると、体の位置はそのままで首をすーと伸ばし、一瞬にしてドジョウを捕まえました。

 それにしても普段は丸まるとした体つきですが、伸ばした首は体の倍以上にもなっていました。骨の構造はどうなっているのでしょうか。写真のあとさらに首を伸ばして、ドジョウを捕まえた。(日本野鳥の会会員・神岡町北楢岡住)