今年もオジロワシがやってきました。
国内では主に北海道の知床半島の羅臼町で観察される冬鳥ですが、神岡町では毎年2〜3羽が観察されています。
繁殖地はロシア極東とカムチャッカ半島付近で、冬期間の羅臼町には数百羽のオジロワシが集結することで知られています。
その内少数が本州の沿岸沿いに南下して、雄物川中流域までやってきたものでしょう。
今シーズンは5羽が飛来しました。ここ8年間は2羽〜3羽が観察されています。同じ個体がいたかどうかは、分かりません。
オジロワシは、なぜ北海道から遠く離れた雄物川まではるばるやってくるのでしょうか。
晩秋、雄物川と玉川に遡上する鮭と密接な関係がありました。
大曲市の水産孵化場では、玉川をせき止めウライと呼ばれる仕掛けで鮭を捕獲し、稚魚の放流を数十年も続けてきましたが、捕獲した鮭の一部をオジロワシの餌となるよう川に戻してくれていました。
オジロワシはこの鮭を食べていたのです。作業員の優しい心遣いに感動しました。
ワシ達もきっと感謝していることでしょう。(日本野鳥の会会員・神岡町北楢岡住)
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