撮影 04年2月7日
玉川でコクチョウを探してみようと、雄物川の合流点まで下ってみた。川面にはカルガモやマガモ、カワアイサなどのカモ類がたむろしていたが、コクチョウはいっこうに見られなかった。一緒に観察していた仲間が、首輪をつけている一羽のカルガモを見つけました。
| どうしてこんなことになったのだろうか。 | 気になるのか時々、首を伸ばしていた。 |
双眼鏡で覗くと、確かに黄色い首輪をつけていた。何か数字も書いていないか注意して見たが、小さすぎて良く分からなかった。
浅瀬に上がったカルガモは、足を使い首輪をこすっているではないか。窮屈で払い落とそうとしているようなものであった。
標識を装着するのは、主に渡りのルートを解明するためであって、カルガモのような留鳥についてはその必要性がなく、聞いたこともありません。また、中型までの小さな野鳥は足に装着するのが一般的です。首輪には番号など何も書かれていないことから、調査の為の標識ではないということになります。
それでは、どうしてあの幅の広いリングが着けられたのでしょうか。
何者かがカルガモを捕まえて、いたずらではめ込んだのでしょうか。それとも餌を夢中で探しているうちに、何かのひょうしに偶然、輪の中に首を突っ込んでしまったのでしょうか。どちらも確定的なものではありません。
| 標識だとすれば、記号や番号が見えるはずだが、プラスチックの輪と思われる。 | 輪の一部が欠けているようにも見えるが、なかなか外れない。 |
他の仲間とともに餌を探していたので、直ぐに生命に関わるような状態ではないようです。やがて数十羽の群れとなって飛び去ってしまった。
自分ではどうすることも出来ず、がんばって生き延びてくれと祈るだけでした。
(日本野鳥の会会員・神岡町北楢岡住)