鈴木三郎さんの「野鳥散策(36)マガン(ガン科)」(04・05・14)

 
落ち穂や稲ワラを食べているようだ。
一斉に頭をあげた。何かを警戒している時である。
3月27日、大浦沼に降り立った70羽のマガンは8日間も滞在してくれました。

 お腹の模様は個体差があるようだ。一斉に北国に帰ってしまった沼の水面は、どこか寂しさが感じられます。

 その2日後、2羽のマガンがひょっこりと田んぼの中に現れました。どこに隠れていたのでしょう。

 番(つがい)ではないかと思われるくらい仲のよいところを見せながら餌を食べていました。いつ飛び立っていくかもしれない2羽を追いかけながら、毎日沼に通うことになってしまった。

 そしてついに5月を迎えてしまった。この季節に観察できるとは驚きです。

 大浦沼はよほど居心地が良かったのでしょう。

 最後に確認したのは5月4日でしたので、長いお付き合いでした。
 
いつまでも仲むつまじく長期間、滞在してくれました。
大きく羽を広げた。この日を最後に旅だった。