鈴木三郎さんの「野鳥散策(37)ケリ(チドリ科)」(04・06・02)

 
足が長くてスマートな姿。 卵は4個と決まっているようだ。田んぼの中に巣を作ったが、耕作者の配慮で周りを土で高くしてもらった。
 
 ケリの雛は今年も無事に産まれていました。

 昔から、神岡町の北神小学校周囲の田んぼはケリの繁殖地として知られていて、今年もそろそろ抱卵している頃ではないかと確認のため現地へ向かいました。

 田んぼに着くやいなや「ケリッ、ケリッ」と大きな声を張り上げながら親鳥が空中に舞い上がった。

 双眼鏡で丹念に田んぼの中を覗いて見ると、なんと4羽の雛が足早に動き回っているではありませんか。

 昨年よりも一週間ほど早く産まれていたのです。

 今年は暖冬で、いつもの年より早めに繁殖の準備に入ったのでしょう。

 雛は産まれて数時間後には歩きだし、一人で餌を探します。自分で食べ物を確保する自立心の強い子どもたちです。(日本野鳥の会会員・神岡町北楢岡)
 
産まれたてのヒナは体温調整が出来ないので、時々親のフトコロに入り温めてもらう。すでに1羽のヒナが先に入っているのが分かりますか?。 温まるのを待って又お散歩の時間になりました。

 
羽を大きく広げて伸びをしたが、何ともかわいらしい。 飛び立つと羽の下面が白いので、カモメと間違う人もいる。

 
産まれて一週間ぐらい。一人でエサを探していた。動きも素早くなっている。(04年5月5日撮影) 足の長いのは親ゆずり。

 
 
04年6月1日撮影。大分大きくなったが、まだ飛べません。