鈴木三郎さんの「野鳥散策(38)トラフズク(フクロウ科)」(04・06・17)
 
 
立派な庭園を見たトラフズクは安全な環境と思ったのでしょうか。 少し離れた大木で繁殖したらしい。巣立ちした子供たちを引き連れて庭木に移ってきたようだ。

 撮影6月1日。

 10年前(平成6年5月)に、大曲市高関で庭木の上でトラフズクの子どもが見つかったと、新聞で報道されたことがあった。

 直ぐ現地におじゃまして撮影した記憶があります。

 平成8年には神宮寺の杉林で、巣立ってまもない4羽の雛を見つけました。2年間続けて同じ場所で繁殖したが、3年後、近くに大きな建物が建てられてからぱったりと姿を見せなくなってしまった。トラフズクには、その後お目にかかっていませんでした。

 先日、神岡町蒲の知人から、自宅の庭木にフクロウの雛がいると聞き早速、伺ったところ、トラフズクであった。

 5羽の雛は高い木の葉陰に身を隠すように留まっていて、こちらをいぶかしげに見つめていた。まだ産毛が残っている雛は、まるで縫いぐるみのようでとてもかわいらしく、時間の経つのも忘れての撮影でした。
 
 
親鳥はヒナから少し離れた枝先で見守っていた。カラスが近づくと攻撃して追い払った。 産まれてまだ一カ月も経っていないだろう。白い産毛が抜けきれずに残っている。

 
一本の枝に仲良く並んでいた。良く見ると1羽ずつ顔つきが微妙に違っている。 5〜6メートルまで近づいても逃げようとはしなかった。庭園の中は安全だと思っているのでしょうか。まん丸の大きな目が印象的。

 
5つ子全員が集合した。撮影に都合よく並んでくれなかった。 身体の模様がトラを連想させるような斑(まだら)のあるミミズクからついたと言われます。

 
 
小首を傾げていぶかしげに見つめていた。