鈴木三郎さんの「野鳥散策(40)モズ(モズ科)」(04・07・28)
 
梢から昆虫などのエサを狙っているのでしょう(オス)
根元のヤブの中に巣があった

 
メスが昆虫をつかまえてきた
カエルをくわえてきたオス

  モズは漢字で「百舌鳥」と書き、他の鳥の鳴き声をまねるのがうまいのでついたと言われています。普通に観察される野鳥で、主に草地や高原に生息しています。

  仙北地方では、今でも年配の方はムクドリのことをモズと呼んでいます。

  私も子供の頃から、大勢で鳴きたてる鳥をモズだと思っていました。

  数百、数千の大群で電線に留まっているのがムクドリで、モズは大きな群れを作ることはありません。

  神岡町の採草地では、毎年モズが繁殖しています。

  桜の木の根本にノイバラの藪が生い茂っていました。その中をそ〜っと覗くと、巣の中に卵を産みつけていました。天敵から雛を守るには、一番安心できる場所なのでしょう。

  番いが交代で餌運びに精を出した雛は無事に巣立ちました。

  これほど用心深いモズであってもカッコウに托卵されてしまい、せっせと他人の子供を育てている様子を撮影したことがあります。 (日本野鳥の会会員・神岡町北楢岡住)
 
 
巣立ってから間もない雛
親にエサをねだる雛

 
メス、成鳥
オス、羽づくろい中

 
オス
入念に羽の手入れをおこたらない

 
地上の獲物に狙いを付けて飛び降りた(オス)
野鳥は時々、このような動作を行いペレットを吐き出す