鈴木三郎さんの「野鳥散策(46)オオタカその2(タカ科)」(04・11・20)
 
 
梢で獲物を狙う。

  オオタカとほぼ同じ大きさの猛禽類にハヤブサがいるが、どちらも狩りの名手です。

  猛禽類のオオタカとハヤブサは形、大きさ、羽の色もよく似ているので、距離がある時の識別には手間取ることがあります。

  両者はどちらも生きている小型の鳥を主食としていて、主にハトやカケス、ムクドリなどを捕まえているようです。

 
冷え込んだ早朝の雄物川で、カモでも狙っているのだろうか。
すごいスピードで一直線に飛んだ。

  ハヤブサの狩りの特徴は、獲物の上空に高度を上げ、一気に急降下して襲いかかります。

  オオタカは、獲物を見つけるとぐんぐんとスピードを上げどこまでも後を追いかけていく、追尾型です。このため獲物が雑木林の繁みに逃げ込んだり、建物の中に入ってもそのまま突っ込んでいくケースがあります。

  昨年の11月、市立大曲西中学校の玄関に、オオタカに追われたハトがガラスに衝突して死んでしまいました。直ぐ後を飛んできたオオタカはひらりとガラスを避け、そのまま廊下づたいに体育館に迷い込んでしまったものです。

 
若鳥と思われる。
つがいだろうか。直ぐ近くの枝に並んでとまった。

 
こちらの気配を感じたのか、姿勢を低くした。

 狩りの名人であっても、一つ間違うと命を落としかねない厳しい世界で生きているのです。(神岡町北楢岡・日本野鳥の会会員)