鈴木三郎さんの「野鳥散策(53)オシドリ(カモ科)」(05・05・21)

  全長45センチ

  オスは、派手すぎるくらいの華やかな羽で飾り立てている。国内で観察される野鳥の中でも、羽の色の多さでは一番ではないでしょうか。
 
 
      メスにぴったりと寄り添い、求愛中でしょうか。       腰の両側にある黄色い羽はイチョウ羽と呼ばれる。

  警戒心が強い鳥で、撮影には難儀します。やっと見つけても集団で行動する習性から、1羽がぱっと飛び立つと他の仲間も一斉に逃げてしまうこともしばしば。

  4月下旬、神宮寺岳麓の小さなため池で、オシドリを見つけ車を止めた。距離は15メートル程。こんなに近いと逃げてしまうのだが、今日はどういう訳か、私の車が近づいても知らんぷり。10羽ぐらいであった。
 
          水面に映った姿も美しい。               繁殖期が一番、鮮やか。

  オス、メスがぴったり寄り添い泳いでいるところに、別の1羽のオスが近づいてきた。するとメスに近づけまいと水面をバタバタと羽ばたきながら追い払った。繁殖の季節に入り、番(つが)いを形成するためかなり神経質になっているようです。
 
        何種類の色があるか、数えたが良く分からなかった。

  ライバルに神経を遣い、こちらの車まで気がつかなかったのでしょうか。(神岡町北楢岡・日本野鳥の会会員)