鈴木三郎さんの「野鳥散策(54)オオルリ(ヒタキ科)」(05・05・28)
 
                    オオルリは春紅葉(はるもみじ)の季節が一番、よく似合う。

  全長17センチ。

  美しい囀りはウグイス、コマドリとともに日本三鳴鳥として知られている。

  鮮やかな青と白い羽のコントラストが美しい小鳥で、春になると繁殖のため毎年、南から渡ってきます。
 
姿の美しさと声がきれいなオオルリは、天がニ物を与えた一例か。 新緑の小枝に留まった青い鳥は、一段と冴えて見える。

  林の中を歩いていると、梢の方から軽やかなオオルリの囀りを聞くことがあります。

  繁みの向こう側にいるのでなかなか見つけることは出来ません。やっと見つけて撮影できても逆光線となり、ほとんどが失敗の連続でした。

  5月1日、神宮寺岳の麓で低木の枝先に留まっているオオルリを発見。青い羽のオス2羽と、茶色い地味なメス2羽がすばしっこく飛び交っている。縄張り争いか求愛行動と思われます。
 
頭から背中にかけての青い羽は陽光を受けると一層、鮮やかに見えます。               両翼をブルブルと震わせてお化粧中。

  主に林の中で生息しているので、開けた場所には滅多に出てきません。20分間、落ち着くのを待って、やっと1羽のオスを撮影することが出来ました。

  愛鳥週間の14日、大仙市蛭川で野鳥の会のメンバーが集まり、観察会を開催した時であった。
        黒くて大きな瞳が印象的。               若葉との対比もばっちり。

  ハヤブサの営巣地がある岩山で眺めていたら、15メートルぐらいの距離の枝先に鮮やかな青い鳥が現れた。
 
        背中の青い羽は、光の角度によって濃さが変わります。               青い帽子を被っているようだ。

  あっ、オオルリだ。

  どこ、どこ。

  あっ、いたいた。
      バックの新緑はオオルリの引き立て役となった。 メスは灰褐色の地味な色彩で、キビタキのメスとよく似ています。オスと一緒に行動していたのでオオルリと判断されました。

  オオルリを初めて見た仲間もいた。

  あっ、こっちへ来た。わー、きれい。

  あまりの美しさに歓声が上がった。

  時折り地上に降り立ち餌を探しているようだ。

  あっ、こっちにもいた。3羽もいる。
          つぶらな瞳がとても可愛い。       キラキラと輝く青い羽。黒と白のコントラストが美しい。

  オスが3羽、メス1羽が確認された。大勢の目の前をいったり来たりして15分間もご披露してくれました。
 
          皆さんも美しい囀りを想像しながら眺めて見ては。

  愛鳥週間により「歓迎、野鳥の会の皆さま」ということでしょう、と誰かがつぶやいた。

  幸せを運ぶ鳥に皆で感謝した。(神岡町北楢岡・日本野鳥の会会員)