鈴木三郎さんの「野鳥散策(70)トラフズク(フクロウ科)1」(06・07・01)
 
  巣の中で、じっとしたまま動きません。ヒナは産まれているのだろうか。

  秋田県版レッドデータブックで、絶滅危惧種に指定されているトラフズク。5月上旬、神宮寺の民家の庭木で四羽の雛が産まれているのを確認しました。
 
    5月20日。やっと1羽のヒナが顔を出した。     まだ眠いのか大きくアクビをした。

  巣は道路側のモミの木に作られていて、地上から5メートルほどの高さしかなく観察には都合の良い場所であった。
 
  2羽目も顔を出し、活発に動き出した。     エゴノキ(エゴノキ科)。全国に分布する落葉小高木。5月〜6月にかけ、清楚な花をたくさん咲かせます。

  自分では巣を作らず、他の鳥の古巣を利用する習性があります。
 
  親が巣から離れると真っ白なうぶ毛のヒナが寄り添っていた。   興味を持った目でこちらを眺めている。

  親鳥はカラスから雛を守ろうと、ひと時も巣から離れずに抱き続けます。
 
  よーく見つめないと4羽を数えられません。   巣から離れた場所でヒナを見守る親鳥。

  雛がある程度大きくなったので安心したのでしょう。親は直ぐ近くの枝に移り雛を見守っていた。(大仙市北楢岡住・日本野鳥の会会員)