鈴木三郎さんの「野鳥散策(71)トラフズク2」(06・07・15)

全長  38センチ。
 
    少しずつ羽の模様が現れてきたが、顔とお腹は産毛で覆われている。

  大仙市神宮寺、佐々木氏の庭園にトラフズクの親子が現れて3年目となった。
 
  羽がトラの模様に似ているのでトラフズクの由来となったそうです。   日中は目をつぶっている時間が多いが、近づくとパッと開いてくれた。

  50メートル程離れた庭木で繁殖し、巣立って大きくなった雛を引き連れ移動してきたものです。
 
  ヤマボウシ(ミズキ科)。初夏の山に自生するヤマボウシの花を見るとほっとします。近年、庭木や街路樹として植えられています。   丸く大きな目は、ヒナを一層かわいく見せます。

  日没に入る頃から、ピーピーッと雛の鳴き交わしが始まりました。
 
  小首を傾げてじっと見つめられました。   遠くから聴こえてくる鳴き声に反応して、ピーッと鳴いた。

  食欲旺盛な雛は、親が運ぶネズミをいち早く受け取ろうと必死にアピールしています。

  夜中は静かな住宅街だが、4羽の雛が一斉に鳴き始めるとうるさいくらいにぎやかになります。
 
  大きく口を開き何回も反応した。   元気に成長したヒナたち。直ぐ上の枝にもう1羽のヒナがいました。

  日中はじっと繁みの中に隠れていたのが、親は頻繁に餌を探しに出かけ、雛も活発に動き回ります。

  誰にも邪魔されないフクロウの世界に入ったのです。(大仙市北楢岡住・日本野鳥の会会員)