鈴木三郎さんの「野鳥散策(72)コアジサシ(カモメ科)」(06・08・12)
 
 新鮮な小魚を与える親鳥。ヒナは積極的に受け取ろうとはせず、親が与えるまで待っていた。

  通称「金谷橋」の400メートルほど上流に大きな中州があり、去年からコアジサシが繁殖しています。
 
 金谷橋から上流側を眺める。大きな中州は岸から完全に離れていて、地上の動物は近づくことが出来ません。

   ツバメのように細長くてしなやかな翼を持ち、雄物川の上空をひらひらと飛びながら狙いを定め、垂直にダイビングして魚を捕っていた。
 
  主に海岸の砂丘などが繁殖地であるが、近年護岸工事の増大と砂丘への車の進入により環境が大きく変貌しつつあります。
 
 首を長〜くして?餌をまっています。   親鳥は生まれたばかりのヒナを守るため、じっとうずくまったままです。

  彼らは安全な場所を求め、河口から80キロも離れた内陸部まで移動してきたのでしょう。

  7月上旬、30羽ほどが中州に陣取り集団で生活していた。
 
  水面上空から垂直にダイビングして捕らえた魚は新鮮だ。   くわえて来た餌を直ぐには与えようとしません。ヒナのまわりをぐるっと2回ほど廻ってから与えました。お腹のすいている子どもを確認していたのでしょうか?。

  親鳥がじっとしたまま動きません。抱卵中でしょうか。じっくり観察していると、親のお腹の下からひょっこりと顔を覗かせている雛も見えました。

  数日前に孵った雛でしょう、まだよちよち歩きで転んでばかり。がんばれ、がんばれ。

  昨年は大雨による増水で、一晩で雛がながされてしまった苦い経験があります。

  今年こそ無事に乗り越えてほしいものです。(大仙市北楢岡住・日本野鳥の会会員)
 
  小魚をヒナに与えると、また飛び立った。     こちらもまだ、ヨチヨチ歩きだ。