鈴木三郎さんの「野鳥散策(92)チゴハヤブサ(ハヤブサ科)その2」(07・08・16)
 
 巣に近づくカラスをめがけて飛び立った。

  全長  28センチ
 
  猛禽類とはいえ、こんなユーモラスな一面も。   今年、住宅街からはカラスの姿が見えなくなったと言われた。

  雛は4羽が確認でき、みな順調に育っているのは珍しいと思われます。
 
  餌を運ぶ親をじっと見つめる。   小鳥の肉を引きちぎって、雛に与える。

  雛の白い毛はやがて抜け落ち、茶褐色の羽が全身を覆う頃には逞しい若鷹に変身していることでしょう。

  まもなく始まる全国花火競技大会までには巣立ち、爆音と人間の雑踏に悩まされることなく生まれ故郷を後にすることでしょう。
 
  育ち盛りの雛は食欲旺盛で、ひんぱんに餌を持ってきます。   大きな目と黒い頬ヒゲはハヤブサとよく似ている。

  国内では、北海道から秋田、岩手県までの北部で繁殖する渡り鳥で、絶滅危惧種に指定されている猛禽類です。(大仙市北楢岡住・日本野鳥の会会員)