鈴木三郎さんの「野鳥散策(93)コチドリ(チドリ科)」(07・08・24)
 
  黄色のアイリングは可愛らしさを引き立てます。

  全長16センチ。
 
  抱卵中はじっとがまんの連続です。
  除草作業から身を守るためやむを得ず目印を立てました。

  7月上旬、工事途中の堤防上でコチドリの巣を発見。砂利上の巣の中に、4個の卵が産みつけられていました。
 
  ふ化したばかりのヒナが2羽。卵の両側にいますが、分かりますか。みごとな保護色です。
  産まれて数時間で歩き出します。

  車は滅多に乗り入れる事がない場所であったが、数日後に現地を訪れたところ、大型の除草機械が何台も待機していて作業が始まる直前であった。
 
  体が冷えてくると親のお腹にもぐり込みます。   ヒナは親から餌をもらうことなく一人で探します。

  このままでは機械や人間に踏みつぶされてしまいます。そこで巣の側に目印の付いた杭を立て、作業員にお願いしてこの場所を避けてもらうことにした。
 
  風が吹けば飛んでしまいそう。大人の親指ぐらいでしょうか。   10日後、こんなに大きくなりました。歩くのがとても早い早い。走っていると表現した方がぴったり。

  1週間後、雛は無事に孵り親鳥の周りを元気に歩き回っていました。(大仙市北楢岡住・日本野鳥の会会員)