鈴木三郎さんの「野鳥散策(95)カワセミ(カワセミ科)その2」(07・10・27)
 
    人工巣穴に入る。

  工事を担当した国交省大曲河川出張所長さんから、工事は終わりましたがカワセミは間違いなく利用してくれるんでしょうねと念を押され、一瞬とまどってしまった。これだけはカワセミに聞いてもらうしか無いと答えるしかありませんでした。
 
  右のオスからメスに魚のプレゼント。   「求愛給餌」と呼ばれ、メスが受け取ってもらえると婚姻成立となります。

  長い間利用してきた土の崖が崩れ、いきなりコンクリートの擁壁に激変した環境にカワセミはきっと驚いていることでしょう。
 
  立派な水門付近を縄張りとしている。   小枝の先から餌を狙うオス。

  私は五分五分の確率だろうと考え、もし今年使用しなくても気長に構えようと決めていました。
 
  水門の下を流れる後川(うしろがわ)には小魚がいっぱい。   見事に大きな獲物を捕まえました。

  しかし、私の不安をよそに、さっそくカワセミの番(つがい)が現れると求愛給餌や交尾などの繁殖活動が観察され、まもなく人工巣穴に何回も出入りを繰り返すこととなりました。(大仙市北楢岡住・日本野鳥の会会員)
 
  右に左にバシッ、バシッと枝にたたきつけます。骨など硬い部分を軟らかくするためと言われます。   交尾の瞬間。

 
  巣穴に入る前に周囲の安全を確かめる。   巣穴の下にはコツコツと掘り出した土が・・・。

 
  魚をくわえて穴に入るオス。巣の中にはメスとヒナがいるのでしょうか。   メスが出てきた。