| じっと眺めていると、愛嬌のある顔をしている。 |
我が家の居間に突然「ゲロ、ゲロ、ゲロッ」と大きな鳴き声が響き渡った。今のは確かにカエルの声ではないか。11月下旬、外は一面の雪景色でカエルは冬眠中のはず、いるわけがない。テレビの音ではなかったのかと考えているうちに2回目の鳴き声が聞こえてきた。部屋中を見渡してみると、発生源は東側の日当たりの良い場所に置いていた鉢の中のようだ。
| 右から2番目の鉢の中で見つかった。 | 雨が降り出すと大声でよく鳴くので「ニホンアマガエル」の名がつきました。普通は緑色ですが、木の幹では灰褐色になるなど環境に合わせ体の色を変化させるそうです。 |
10個ほどの鉢を一つ一つ丹念に探してみると、金の成る木(花月)の根元で親指の先にも満たない小さなカエルがキョトンとした目でこちらを眺めていた。
庭先に置いていたのを雪が降る前に暖かい居間に移し替えた時、鉢の中に隠れて一緒に潜入したようだ。
| シャコバサボテンの中にいますが分かりますか?。 | この鉢で食事をしていました。 |
インターネットで調べてみたら、日本では普通に生息する「ニホンアマガエル」という種類でした。大きさは2〜3センチで、餌は小さな昆虫やクモ類と記されている。
本来この時期は土の中に潜り込み冬眠中であるが、暖かい部屋の中で過ごしているうちに春がやって来たのかと勘違いしてしまったのでしょう。
このままそっとしておくことにしましたが、年を越し1月の寒中に入ってもいっこうに冬眠する様子はない。このままではお腹も減ることでしょう。この季節は餌となるクモや昆虫は見当たらず、どうしたものかと悩んでいます。
| 人指し指と比べてもこの大きさしかありません。 | 風呂に入って、のんびりとした雰囲気がします。 |
ケロちゃんと命名され益々元気になったカエルは、鉢から鉢へと移動し、お気に入りの葉っぱの陰で擬態して休んでいる。シャコバサボテンの柔らかい花を食べていたので餌の心配はないようだ。
何処に隠れているのか、毎朝丹念に鉢の中を探すのが日課となりました。(大仙市北楢岡住・日本野鳥の会会員)