12月に入りクリスマス商戦も本格化して、週末にはただでさえ厚いアメリカの新聞の2倍ほどの厚みになるチラシ広告が入っています。平常は午後8時に閉まるショッピングモールもクリスマスイブまでは連日午後10時迄のオープンと云う具合で、消費者を呼びこんでいます。今年のクリスマス商戦ですがこの春からジワジワ影響が出ている各種ドットコム企業の
行き詰まりや、パソコン大手各社の業績のかげりや、株価をリードしてきた一連のハイテック企業の株価値下がり、原油価格高騰等など、アメリカを取り巻く経済環境は昨年ほど楽観的ではない感じで、ぼつぼつ消費者の購買心理も冷えてきた現れなのか?自動車業界のビッグスリーも昨年度月比との車の販売台数を比較すると、ここ数ヶ月間、減少傾向を示し、クライスラー社は大赤字に転落したのに加えて各社も減産体制に入りました。こんな中でのクリスマス商戦ですから、売上予測も昨年並みか、昨年よりも落ちるのではと云う観測が大方のようです。
このクリスマスの時期となると、ショッピング嫌いの私でも、家族の一人一人に、何らかのプレゼントを考えなければいけないので、毎年頭を悩ましています。まあ、プレゼントの商品は何とか頭に描くこともできるのですが、あの混雑した店内で買い物をすると云うのが、未だにになじめないのです(笑)。そんな訳で、プレゼントの買出しは毎日先送り、クリスマスイブのタイムリミットが近づいて慌てて店に出かけたら、買おうと思っていた商品が既に品切れと云われ、土壇場で大騒ぎと云う経験も1度や2度ではありません。
そんな事情から、効果的な手抜きをする為、今年は初めてインターネットショッピングに挑戦(?)してみました。その体験談をお話します。正直に言って何も珍しい話ではありませんね(笑)。今までパソコンをメーカーからインターネットショッピングで購入した経験はありますが、これは大きなメーカーだから、何か問題があっても解決法はあるだろう!と云う安心感が働いていた訳ですが、今回はインターネットモールと呼ばれる何でも商品を揃えたドットコム会社からの商品購入です。
昨年は消費者からの商品のオーダーに対して、これらのショッピングモールは商品調達、在庫、発送体制等など、ビジネスとしての経験不足から、注文を受けたのにも関わらず在庫がないとか、注文処理や発送にてこずったり、注文した商品の一部しか届かないとか、間違った商品が配送されたとか、商品返品や交換の体制が十分に出来ていないとか、果てはクリスマス前に商品が届かなかった等など多くの問題点が露見して、すっかり評判を落としてしまったことを良く知ってましたので、一抹の不安はありましたが、楽観的に昨年の問題は改善されているだろうと云う期待と、何よりも買い物が嫌いな私にはパソコンの前で全ての作業が出来ると云う気安さを評価した次第です。
それでもインターネットモールのホームページから購入したい商品を選ぶ作業はやはり負担です。私の場合は商品は新聞と一緒に届けられるチラシ広告から予め選んでおいて、商品のメーカーやモデル名、それに店頭価格情報等を仕入れた上でのインターネットショッピングでした。
まず大手のインターネットモール数社のホームページを見て、気づいたのは同じ商品でも随分価格差のあることでした。サンノゼ辺りの大手家電量販店各社のチラシ広告では、同じ商品であると、ほとんど横並びの価格なのですが、インターネットモール各社間では随分価格差のあることに気づきました。このショッピングで気にいったことは、商品の説明が比較的詳しく記述され、競合商品との仕様や価格の比較などが詳しく記述されていることです。店員から誤った情報を得たり、商品選びに対してプレッシャーをかけられることもないと云うのが感想
で、あちこちのページを行ったり来たりのショッピング。これは優れたものだと思います。
更に、良く知られた検索エンジンなどを使うと、同じ商品に対してインターネットモール各社が提示している価格や在庫情報、送料負担の有無などをリストにまとめたページもあり、購入前に情報を得る上では随分役立ちました。
さて商品と購入先を決めてから、まず行う作業は購入者本人のユーザー登録です。本人のIDとしての名称(多くはEメールアドレスの利用を勧めています)それにパスワード番号を登録します。商取引はクレジットカードですから、利用するクレジットカードの番号を含めた情報を提供し、本人の住所、連絡先に加えて、商品の発送先(アメリカ人の場合、昼は共稼ぎで自宅不在する人が多いので、商品を会社に届けてもらうケースがよくありますから)の入力です。忘れてならないのは連絡先としてのEメールアドレスです。注文後の情報のやり取りは、全てEメール利用となりますから。後はどうしてこのモールを知りましたか?等などのアンケートでした。これらの情報を全て入力すると、ユーザー登録は完了します。
次に具体的な商品購入ですが、基本は商品を選び、その数量を入力して、全ての購入商品情報の入力を終えて、発送方法などを入力すると、全ての購入商品のリストと価格それに消費税や送料を含めた合計額が表示され、確認ボタンを押すと購入手続きは完了です。
その5分ほど後に、このインターネットモール会社からEメールが返ってきて、ご注文ありがとうございますと云う挨拶と、受注した商品の名称や数量それに価格等の情報が入ったリストが確認として届きました。最後の文章の結論は、クレジットカード会社の確認が出来次第、商品を発送しますと云うこと。また今後の情報提供はその通知は逐次Eメールで送ります。何か質問や間違いや変更があればと云うことでカストマーサービスのEメールアドレスが表記されていました。
翌日、自宅PCでEメールを見ると、注文の商品一件一件の発送情報が記載されていました。一応全部の商品が発送されたことになっていましたが、最後の記述に「商品は同じ場所から全て発送されるとは限りませんから、分割して届けられることがありますので驚かないでください」と記述されてました。また注文した商品の発送仕掛り状況に関しての情報を知りたければアカウント名とパスワードを用いて、運送会社のサービスページに入って自分で確認出来るような工夫もされているなど感心させられました。
さて、注文してから2日目の午後、驚くなかれ注文した商品が2つの箱に入って届けられましたので、その早い配達に驚きましたが、発送先を確認すると、同じサンラクララ郡内ですから、これは納得しました。しかし、送られてきた出荷表を見ると私が注文した4種の商品の内の1つがありません。まあ先に通知があったように分割して発送されることもあるのでは?と思い、そのまま4日ほど待ちましたが、残りの一つの商品が届きません。そこでぼつぼつアメリカ流のクレームを出そうかと思っていた5日目に最後の商品が届けれました。何とこの商品は東部の町から発送されていました。インターネットモールと云えども倉庫や発送基地は一箇所ではないと云うことを始めて知った訳です。
こんな結果で、今回のクリスマスプレゼントの買い物は商品の間違いも無く、思っていたより早い時期に商品も配達され、今は暖炉の脇でクリスマスの日を待っています。それから一週間後ですが、このインターネットモールの会社からEメールが届きました。「今回は買い物をありがとうございました」と云うお礼状と、次回に商品を買っていただければ「30ドル割引します」と云うクーポン情報も届きました。
以上のように、初めての試みとして、おおむね満足の得られるインターネットショッピングを行うことができました。何から何までこの方法で商品を購入することが良いか否かは疑問ですが、少なくとも電気製品やコンピューターやソフトウエアのような商品の場合はなかなか実用的なシステムのように思いました。
それでは!
岩間@サンノゼ
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