石木田一彦さんからの寄稿(5)

 多様化する消費者動向=9月4日=

 商売のからみと私の細君の希望があり、末娘と一緒に3人で秋田県五城目のアマ
ノとジャスコに出かけた。相変わらず手に買物カゴの客は少なく、逆にカート客が多い。

 キリンの缶コーヒーファイアが68円、ヤマダフーズのおはよう納豆が3パックで48円、
2リットルのネスレ日本のミネラルウォーターが100円、ボンカレーが67円、ウーロン茶
缶27円…。やっぱり安い!子供の多い家庭なら、年間30万から40万の差が出てくる
のでは?。

 食品の問屋が陰でぼやくほどの全国の激戦区らしい。酒井氏の投稿にあったように
半額の是非を問う気持ちはないが、量販店に商品を納入しているメーカーとして、複雑
な思いがある。

 しかし、一方では多くの人はこのような超安売り店に行かないで、定価販売のコンビ
ニでも買いものをする。他方高額のブランド品にも走る。

 消費者行動がさらに多様化して、季節、時間帯、生活環境、家族構成、所得、年齢、
職域、価値観など入りくんでしかも流動的なのだろう。数十万円のブランド品を買う人
もダイソーに立ち寄ったり、ホテルのディナーを食する人も、たまに65円のマックをほお
ばる…。そしてインターネットで米や洋服、コンタクトレンズを買う。

 経済評論家やアナリストが言うことに、それぞれもっともだなと感じる反面、世の中よ
くわからない…と実感する。イトーヨーカドーのバイヤーが「お客は心が変わりやすい、
それをいろんなしかけで来店させる」と言っていた。なるほどと思う。

 鹿角地域の住民も大館へそして、高速道路を駆けて、弘前、盛岡方面へ出向く。鹿
角市も税収が減っているようだ。地方はますます衰退していく。