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1月12日、13日はネバダ州のラスベガスで開催された世界最大規模のパソコン関連トレードショーCOMDEXに出かけてきました。このショーは毎年感謝祭の連休の一週間前に4日間の日程で開催され、今年で23回目の開催だそうです。
当初は小規模なトレードショーであったようですが、パソコン業界の発展によって、その規模は拡大の一途をたどり、ピーク時には出展社数が約3000社、期間中の来訪者も約30万人を超えたと云う年もあったそうです。反面、規模の拡大で人気のトレードショーになると多様化が進んで次第にトレードショーのコンセプトもボケ始め、会場のあるラスベガス市内のホテルやレストラン等のサービス業の商魂は剥き出しになり、ショー期間中、通常の倍以上の宿泊費に吊り上げたり、最低3泊しないと予約は出来ないとか、宿泊代は完全前金で払い戻しはしないと云うような悪徳商法まがいの商売が横行し、出展者や来訪者の不満の声が上がる様になりました。加えてアメリカ国内のパソコン企業のリーダー的な企業であるIBM社、アップル社、デルコンピューター社等が、このトレードショー出展のビジネス効果はほとんどないと云う判断から、4〜5年前から出展中止を実行し始めた為、年々トレードショーとして地盤沈下の傾向にありました。
今年は更に悪いことに、9月に起こった連続テロ事件以降、アメリカ国内で開かれた様々のトレードショーは例外なく、出展社のキャンセルや来訪者の出張中止等の影響を受けて、規模も来訪者も昨年度を大きく下回る結果であったので、今回のCOMDEXは、海外からの参加企業や来訪者も多いだけに主催者側もその状況を察知、開催直前の予測として出展社数は約2000社、来訪者数は約15万人と発表していましたが、実際に参加した印象としては、結果はその予測より遥かに少ない数字になったのでは?と感じました。
また、開催2週間ほど前からはラスベガス市内の主要ホテルの多くが大幅な宿泊料金割引競争を始め、期間中のサンノゼ、ラスベガス往復航空便の予約が直前でも簡単に取れ、
しかも普段より安いと云う状況から想像しても、如何に参加者が減少しているか?が分かります。
トレードショー会場としても極めて異常でした。各ホテルと会場を結ぶ送迎バスは、会場の停車場所に着く前に、仮設のチェックポイントで一旦停車、警備員がバスの底に大きな鏡をあてて、床下に爆発物や不審物が取り付けられていないか?を検査、そのOKを得て、会場へ向かう乗客を降ろす停車場所に向かうと云う具合です。
また、会場に入る為に、先に申し込んでおいた入場用のカードバッジを受け取る為に、本人の顔写真入りの身分証明書を提示し、当人の顔と名前が、申し込み者と受取人本人と一致していることを確認してから受け取れると云うシステムに代わり、会場内へのカバンやリュックの持ち込みも完全に不可で、会場の入り口前では入場者全員が空港同様に金属探知機による検査を受けねばならないと云うものものしい状態でした。さすがに出展社スタッフは何らかの理由で機材やパンフレットなどの販促資料補充分等を開催期間も会場内に持ち込む必要がある為、例外的に出展社スタッフであるバッジを見せれば持ち込むことは認めていましたが、X線検査では無く、その場で警備員による開封検査で中身を確認してからの持ち込みと云う厳しい警備が実施されていました。
毎年、会場付近にいる警察官と云うのは会場付近の交通整理が主な仕事でしたが、今年は犬を連れて会場周辺を警備の為に巡回したり、会場内のパトロールも行っていました。
しかし、それでも不足と云うのか?会場内では拳銃をさげた私設警備員もあちこちで見かけました。単なるトレードショーに、ここまでの警備が必要なのか?と云う疑問も感じましたが、
如何にアメリカ人が今回の連続テロの結果に神経質になっているかの証だと思います。
では会場の様子については次回!
岩間@サンノゼ
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