皇太子妃、女子ご出産と云う話題は米国時間11月30日、夜10時の各局のテレビニュースを通じてこちらでも報道されました。大げさな報道では無く、また杓子定規な報道では無く、ニュースキャスターも微笑ながらイチバン!なんて冗談を飛ばしての報道でした。
さて2001年も12月に入りましたね。年齢のせいか?本当に一年の時間が異常に早く感じられます。とにかく年末ですから、サンノゼ辺りの師走の様子をお伝えしたいと思います。
ニュースによるとサンノゼとサンフランシスコ地域内で、この10、11の2ケ月間に、企業の人員整理によって失業した人の数は6万5千人を超えたそうです。昨年同時期の数字は1万人強であったと云うことなので、今回のアメリカのIT不況が如何に地元に大きな影響をもたらしているか?容易に察しがつきます。
会社ビルの多く並ぶ地域では事務所貸し出しの看板が目立ち、新築ビルの中には借り手がない為、外装は完成したものの、内装には全く手をつけていないビルも多く、昨年度は極端に不足していた民間アパートも、今は垂れ幕を下げて家賃の値下げをPR、住宅ローンの支払い負担を不安に感じて、買ったばかりの住宅を売りに出すと云う売り家看板も目立ちます。
航空業界はアメリカ国内企業の経費節減策の一つとして、出張者数を抑制しているのに加えて、9月の連続航空機テロ事件の余波が続き、飛行機の利用者の激減は著しく、昨年度より3割以上乗客数が減少しているようです。サンフランシスコ空港はアジアへの玄関口と云われるほど太平洋路線の便が多いのですが、アジア各国の不況の影響も加わって、こちらも乗客数は極端に減少してしまい各社減便を続けているものの、乗客を呼び戻す為にはやはり料金の値下げしかないと云うことか?今やサンフランシスコー成田間の往復チケットは400ドル以下と云う値段がついています。頻繁に航空機を利用する我々にとってはありがたい話ですが、率直な話、この運賃で航空会社の採算が取れるとは思わない!と感じています。
今年の師走はあらゆる方面で昨年と様変わりと云う状態になりました。
とは云え、クリスマス商戦の季節。年間小売販売額の半分以上をこの時期に稼ぎ出すと云う大切な時期ですから、毎土曜の新聞は、新聞の厚さに比べて3倍ぐらいの厚みがある商品広告のチラシ類が一緒に配達されてきます。不思議なことにインターネットで商品を紹介して販売すると云うネット販売の会社であるAmazon.com等も商品を載せたチラシ広告が含まれているんです。
クリスマス商戦に於ける売れ筋の商品は衣類、時計宝石類を含めたアクセサリー類、エレクトロニクス商品の3種だそうですけれど、私自身が仕事上、最も身近なエレクトロニクス商品ではPDA、デジカメ、ビデオゲームが今年の目玉商品のように思います。特にビデオゲームはプレステ2、XBOX、Game Qubeの3つの新製品が揃ったことから、沈滞感が少し感じられたビデオゲーム市場が一気にホットになった印象で、デモ機を置いた商品コーナーは随分多くの人を集めています。でもビデオゲーム機はやはり日本企業の実績がものを云うらしく、プレステ2とGame Qubeがマイクロソフト社のXBOXの売上を遥かに凌いでいるように感じます。
日本では妙に思われるかもしれませんが、実はポータブルのCDプレイヤーが中高校生を中心の顧客に大変な売れ行きとなっています。日本では随分、昔にポータブルプレヤーはMDに移っていると思いますが、こちらではちょっと前まではポータブルはカセットプレヤーでした。ポータブルCDプレヤーがここに来て売れ出した背景は小売価格が100ドルを割ったことから、中高校生が自分の小遣いで買えるようになったからなのです。日本と比べて、アメリカの子供の小遣いの金額の如何に少ないか!の裏づけです(笑)。
ハローウイン用のパンプキンを売っていた路地の空き地に今はクリスマスツリー用のもみの木が並べられています。オイルショックの頃は香港ツリーと呼ばれる造花の木を使うことが、流行った時期もありましたが、今は木の香りを感じるクリスマスツリーに戻りました。この大きなツリーを屋根に縛り付けて自宅に運ぶ車が目立つようになりました。住宅地では週末に自宅の屋根に登って屋外に点けるクリスマスイルミネーションランプを取り付ける家が次第に増えてきています。このクリスマスイルミネーションですが日本の家庭でも、元アメリカ駐在員家庭を中心に日本でも同じようなことをする家が増えてきたような話を聞いたことがあります。ただ実際に私は日本で見たわけではないので?。
学校は12月20日前後から冬休み(クリスマス休暇)に入ります。ただ一般企業はクリスマスの祝日、25日に加えて24日のクリスマスイブも休みにする企業が大半です。だだ、その後はまた平常日どうり勤務にもどり、通常は31日の大晦日も週末でなければ仕事です。そして来年の元旦は祝日ですが、2日からはまた仕事に戻ります。今年は幸いにしてカレンダー上、この組み合わせが良く、22日(土)から25日(火)の4連休、31日(月)を一日休暇にすると29日(土)から元旦(火)まで、また4連休と云う珍しく休みの多い年末年始になります。
日本のように御用納め(28日でしたか?)から1月3日ぐらい続く連休と云う訳にはいきませんが、今年は休みに恵まれた年末になります。
それでは
岩間@サンノゼ