バックナンバー vol.1〜10
<Vol.10>
「サムライの語学力」(01・10・20)
| サムライの語学力
大リーグのイチローや佐々木、新庄、サッカーの中田や小野といったスポーツエリートが世界を舞台に大活躍している。活躍すればするほど地元からの取材が殺到し、記者とのやり取りも活発になる。多くの場合は通訳を介してのインタビューになるが、世界トップレベルの選手が集まるイタリア・セリエAの中で戦っている中田は、堂々とイタリア語で答えている。 中田は高校生の頃から、「国立大学合格間違いなし」といわれていたくらい頭脳明晰であった。しかしそれがベースにあったとしても、それですぐにイタリア語がペラペラとはいかないだろう。世界最高のレベルで戦い続けるには、試合中でも試合が終わった後でもコミュニケーションが決定的に重要であることを彼は知っている。それはチーム内だけでなく、マスコミにも、そしてファンに対しても自らの考えやプレーを説明するのが義務となっているからなのだ。それには通訳を介さずに、自分の言葉で直に伝えるべきというのが、中田のポリシーなのだろう。その証拠に、彼は独自の
このほかにも大リーグ・エンゼルスの長谷川滋利投手の英語もなかなかのものだし、日本人女子で初めて世界ランク一ケタ入りした伊達公子も、日本の女子マラソンを世界トップレベルに引き上げた有森裕子も、英語のコミュニケーションにはまったく問題がなかった。日本のスポーツレベルが世界基準に上がった今、あとは語学力でも世界にアピールすることが求められている。シンジョーが英語でジョークを言っている姿なんて、最高だと思うのだが。(J) |
<Vol.9>
「たった1人の勇気」(01・10・13)
| たった1人の‘勇気’
アメリカで発生した同時多発テロに対抗するため、ブッシュ大統領に武力行使の権限を与える決議を上下両院が可決したのは、9月14日のことである。テロが起きたのが11日のことだったから、わずか三日後のスピード可決であっ た。上院は全会一致だったが、下院ではたった一人反対者が出た。反対票を投じたカリフォルニア州選出のバーバラ・リー議員(女性)は、「『だれかが抑制を利かせねばならない。決議の意味をじっくり考えるべきだ』と、武力行使が世界的に暴力の悪循環を生みかねないとの懸念を示した」という(9月16日付「朝日」)。 個人的な話。あるサークルで知り合ったアメリカ人女性(仮に名前を‘ジャネット’としておこう)は、アメリカは軍事報復をすべきかどうかという話になった中で、「なぜそんなことをしなければならないのか。砲弾の落ちる所にいる女子供にどんな責任があるのでしょう」と、涙ながらに報復攻撃の理不尽さを説いていた。もちろんジャネット自身もアメリカの世論がどんなものであるかは十分に知っている。しかし、さらに多くの犠牲者を出すかもしれない報復攻撃は、結局のところ何の解決にもならないとの信念は変えられない。 今アメリカ国内では、報復攻撃を思いとどまるよう訴える市民のデモが、少数とはいえ起きているという。世論が圧倒的に報復措置を支持している中での反対行動では、風車に向かって突進するドン・キ・ホーテの心境にもなろう。だが、筆者はバーバラ・リー議員にも、ジャネットにも、‘逆風’の中で平和デモを繰り広げる市民にも、アメリカという国のフトコロの広さ、奥深さ、価値観の多様性を見ると共に、個人的信念の強さに尊敬の念を覚える。 テロ犯人には、烈火のような怒りを持ちつづけよう。だが、その反動としての軍事報復には、諸手を挙げて歓迎するのはつつしもう。(Q) 【追記】10月8日未明、テロ首謀者と目されるビンラディンとアフガン・タリバンに対して、米軍を中心とする報復攻撃が開始された。国際社会は、再び報復テロの恐怖、すなわち「暴力の悪循環」と戦わねばならなくなった。
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<Vol.8>
「日本野球の発展を阻害するもの」(01・10・6)
| 近鉄バッファローズの‘タフィ‘・ローズが、ついに‘世界の王’のシーズンホームラン記録を超えるかと期待されて迎えた9月30日のダイエー戦は、「やっぱり」と思わせる結果となった。ダイエー投手陣はことごとくローズとの勝負を避け、‘ボール攻め’に徹した。いらだったローズは、ボール球にあえて手を出して‘抗議’の意を示す。ダイエー監督はもちろん王貞治その人であり、その面前での記録更新を避けたいとする選手、コーチの気持ちはわからないではない。あるコーチが「55本の記録は、日本プロ野球の象徴として取っておくべきだ」と話しているから、チームの雰囲気はある程度わかる。しかし、である。そういった狭い見識と閉鎖性が、日本野球をつまらなくし、発展を阻害している原因だとそろそろ気づくべきであろう。
1985年、阪神タイガースに在籍し「最強の助っ人」と呼ばれたRバースが54本のホームランを打って王の記録に挑戦して迎えたのが、巨人戦であった。そして何の因果か、当時の巨人軍監督は、王氏であった。結果、バースは2試合ともまともに勝負させてもらえず、そのままシーズン終了。のちに彼は「オレがガイジンだったからか」と述懐している。 イチローがマリナーズに移籍した今シーズン、Jジャクソンが持つ新人の最多安打記録を更新したニュースは、日本人を大いに勇気づけた。もしアメリカの投手が「東洋からきたガイジンには記録は作らせない」と、敬遠攻めにしたらどうだろう。「人種差別」として大変な批判にさらされただろう。しかしあえて勝負にで、イチローは打ち返した。「精一杯投げた結果として打たれるなら、それは仕方がない。問題は勝負を避けることの不名誉だ」と、大リーガーはプライドを持って言うに違いない。そしてその割切りのよさが、力の対決でファンに夢を与える大リーグの発展を支えてきたので
川島広守コミッショナーは今回の事態に対して、「フェアプレーを至上の価値とする野球の本質からまったく外れている。ファンの前で堂々と胸を張れる試合をすることを強く望む」との声明を出したが、私はこれを断固支持する。 日本球界の閉鎖性、排他性は今も続いており、85年と今年2度も勝負を避けたために、日本の野球を少なくとも10年は遅れさせた王氏自身の責任は大きい。「そうして守られた記録は、その記録ばかりか記録を達成した選手の人格をもケガすことになる」とのコミッショナーの言葉を、王氏はどう聞いただろうか。(J)
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<Vol.7>
「見上げればただ『空』」(01・9・29)
| 見上げればただ「空」
突然だが、クイズ。JFケネディ、シャルル・ド・ゴール、レオナルド・ダ・ヴィンチー・・・これら歴史上偉大な人物に共通するものは?答えは、どれも空港名になっている、である。さてその「偉大なる人物」の仲間に、あるミュージシャンが加わることになった。来年春に新装オープンする予定のイギリス・リバプール空港に、ジョン・レノンの名前が冠されることになった。 1940年、イギリスの寂れかけた港町リバプールに生を受けたレノンは、頭は良かったが、勉強嫌いが高じてロックにのめり込んでしまう。やがてポール・マッカートニーと出会いビートルズを結成、ロックミュージック界に数々の金字塔をうち立てる。グループ解散後は小野洋子夫人とともに平和運動に尽力すると共に、ソロ活動でも数々の名曲を生み出していく。子供が産まれてしばらく「主夫生活」を送った後、カムバックした矢先の1980年、ニューヨークの自宅前で熱狂的ファンに暗殺された。しかし、その後も多大な影響を与え続け、昨年にはさいたま市に世界で唯一「ジョン・レノン・ミュージアム」がオープンしている。 リバプール空港のジョンのモニュメントには、ジョン自筆による自分の似顔絵の他に、「見上げればそこにあるのはただ空」という文言が刻まれることになっている。これはジョンの代表曲「イマジン」からとられた一節である。小野洋子夫人は新空港の命名発表会の席上、こう言ったという。「ジョンの思い出と彼を愛する気持ちから、彼の名前をつけてくれることに心から深く感謝します。このようなかたちで、リバプール市がジョンに栄誉を与えてくれたことに喜んでいます。この空港が世界中にすばらしいメッセージを運んでくれることを望んでいます。ジョンが人間には上下がないと言っていたように、私たちの上にあるのは、空だけです」。彼女はこの街に来るたびに、空にいるジョン・レノンに見守られながら、夫の名前が付いた空港を使うことになるのだろう。(J) 【追記】9月25日付ニューヨクタイムズ紙に、「Imagine all the people living life in peace(人々が平和に暮らすことを想像しよう)」という一行の詞だけ印刷された全面広告が、掲載された。掲載主の名前はなかったが、もちろん、小野洋子さんの今回のテロ事件に関するメッセージであることは疑いがない。 |
<Vol.6>
「金がないトップの人心掌握術」(01・9・22)
| 金がないトップの人心掌握術
世知辛い世の中、何事も金銭的指標で語られる風潮があり、「成果配分は金でくれ」と主張する社員が多い。しかし昨今の厳しい経済状況においては、社員が華々しい成果を上げてもなかなかそれに報いることができない会社が圧倒的に多いに違いない。かといって、何も報いなければ社員は辞めていってしまう。そんなジレンマを抱えている社長
「過日の獅子奮迅の活躍は見事であった。何もしてやれないが、酒食は存分に出そうぞ。まあその前に、風呂でも浴びて汗を流してこないか」と言ったであろう、「身に余るお言葉、ありがたき幸せでござる」と部下は風呂に行って湯船につかったと推察される。しかしややヌルい。すると外では何やら薪を切る音がする。やがて火がたかれる音がして、次第に湯の温度が上がってきた。ちょうどいい湯加減になった頃、突然「湯の具合はどうじゃ」と尋ねる声が、かまどの方から聞こえる。それはまごうことなく主君・氏郷の声である。ビックリした部下は、あせりながら「結構な湯加減でござる」と答えるのが精一杯であったに違いない。「俺にはカネはないが、薪はいくらでもある。ぬるかったら遠慮なく言え」という主君の言葉に、部下には熱いものがこみ上げていた。これが有名な「蒲生風呂」である。その話が広まり、家臣はその「蒲生風呂」の栄誉に浴すべく、いっそう忠誠を尽くしたという。(Q) |
<Vol.5>
「官僚主義も死なず?」(01・9・15)
| 官僚主義も死なず?
社会主義といえば「官僚主義」が跋扈(ばっこ)するというのが相場だが、その観点から言えば我が‘エセ資本主義国’ニッポンも相当な官僚主義が蔓延している。日本は戦後長らく「政低官高」という風潮が続いていた。高度経済成長を実現していた時代ではそのやり方が効率的であったし、政治家は公共事業による利益還元のおこぼれで選挙区での票を確保してきた。その結果情報や利権が政官財に集中し、特にその要となっていた官僚機構が自己増殖を果たしたのである。百を超える政府系特殊法人がその代表であろう。そこに税金を使って事業を確保すると同時に、役人の天下り先として第二の人生を送る場所を自らつくったのである。これが官僚主導国家・ニッポンの面目躍如たる所以である。 一方で、「官僚に任せれば、とりあえず国は回る」と、自らの頭と行動力で名を成す政治家が育たず、政治屋あって政治家不在の状況が続いてきた。演出家の和田勉は、こんな日本を称して「官立国家」と規定した。 官僚やお役人に決定的に不足しているのは、「危機感」であり「利用者優先の思考」である。日本TV系の「雷波少年」というバラエティ番組で、ゴミ処理をしながら全国を回っている若手お笑い芸人が岩手県でゴミ処理をしているとき、その処理方法を相談しに訪れた県庁で、「たらい回し」された上「ボランティアは歓迎だが有料」という古典的なお役所的対応に遭った場面が放映された。すると即時に全国から岩手県庁に抗議が殺到し、県知事が謝罪の記者会見をした。また田中康夫長野県知事が、就任の挨拶回りで訪れたある課で、幹部職員に名刺を折り曲げられた一件はあまりに有名になった。 例えば民間企業で、要望を言いに訪れた顧客をたらい回しにしたら、客は2度とそこを利用しなくなるだろう。せっかく社長が着任の挨拶に来たのに、その名刺を目前で折り曲げたらすぐ首になるだろう。民間は、会社存亡の危機に絶えずさらされつづけているのであるが、お役人は「役所は絶対つぶれない」と思いこみ、危機感のかけらすら持たないし、自らの行動規範を唯我独尊として保持し続ける。「官立国家」日本は、永久に不滅です?(A)
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<Vol.4> 「もう一つの野球」(01・9・8)
| セ・リーグのペナントレースは、どうやらヤクルト・スワローズがそのままゴールまで行きそうな可能性が強くなってきた。豊富な資金にモノをいわせて有力選手をかき集めたジャイアンツは、昨年こそブッちぎり優勝したものの、今シーズンは投手力不振が響いてスワローズの後塵を拝しているだけでなく、TV視聴率が10%代前半に低迷するというダブルパンチに見舞われている。ようやく日本のファンにも「野球を見る眼」が出てきたというべきで、喜ばしい事態であろう。ジャイアンツの野球をうさん臭く感じる人が増えたからである。
「地球の裏側にもう一つのベースボールがあった」と日本野球を喝破したのは、かつてスワローズ(当時アトムズ)に在籍した元大リーガー・ボブ=ホーナーであったが、その「もう一つのベースボール」=型にはめて管理する日本型野球を見事なまでに体現したのが、‘盟主’と自他共に認める読売巨人軍だった。その巨人(もっと具体的にいえばオー
「奢れるものは久しからず、ただ春の夢の如し」と世の無常さ、人が「性(さが)」として陥ってしまう傲慢さを綿々とつづる13世紀の平家物語を、21世紀の今、束の間の繁栄を見た巨人軍フロントがもっとも読むべき文献としてお薦めしておこう。
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<Vol.3> 「社会主義は死なず?」(01・9・1)
| 1917年、レーニン率いるロシア・ボルシェヴィキが政権を奪取、世界史上はじめて社会主義政権が誕生した。この事件は20世紀の中でも特筆されるべき出来事であったが、以来70余年、1991年にソビエト社会主義共和国連邦が崩壊して社会主義が、21世紀を待たずして歴史的役割を終えたかに思われた。とは言うものの、いまだに世界の中では「社会主義」を国是とする国がいくつか散見されるので、完全に世界地図上から消え去ったわけではない。
かつて東西冷戦華やかし頃、ソ連高官が「その国」を視察に訪れた際、そのありさまに大変ビックリしてこうもらしたという。「なんということだ。ここはわが国が目指す国づくりをもうやってしまっている!」そう、「その国」こそ日本だったのだ。 この小話が示すように、日本は、特に60、70年代を、高度な消費社会と規律ある国造りを目指してガムシャラに働き続け、成功を収めたのである。 80年代後半から、勢いに乗った日本は今度はバブル景気に沸いた。「ジャパン・アズ、ナンバー1」などと持ち上げられ、土地と株で沸いたようにあふれ出たジャパン・マネーで世界中の土地と企業と美術品を買い漁った。「日本型経営こそ普遍」などともてはやされたのが、ついこの前である。しかし90年代に入ってバブルは崩壊、すべてが元の木阿弥に戻るどころか、戦後最長という不景気に突入した。まさに天国と地獄を短期間に見たのである。 バブルに踊った企業は、当然その責任をとる格好で市場から消えていったが、なぜか銀行だけは特別扱いを受ける。つぶれかかった銀行を「公的資金」という国民の税金を注入して救うという‘社会主義政策’が実行されたのである。資本主義の論理に従えば、経営破綻した企業は市場から消えなければならないのだが、自由社会の‘守護神’を自負する自由民主党が強硬に「公的資金投入」を主張し、社会主義実現を是とする日本共産党が反対するという「奇妙な逆転現象」もあった。私たちの住む国が、実は資本主義を名乗っていながら社会主義を堂々とやっているとは、ビックリ。(A)
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<Vol.2> 「成田の決意」(01・8・25)
| 「成田離婚」という言葉が流行ったのはもう10年以上前のことになろうか。何でも最近は「成田決意」という言葉が流行っているという。といっても離婚を撤回して結婚を継続する決意を固める、という意味ではないらしい。海外旅行に行った旅行者が現地でうまくコミュニケーションがとれなくて、「英語を絶対マスターしてやる」と決意して英会話学校に通うようになる現象を指すのだそうだ。でも考えてみれば、ほとんどの日本人は中学・高校と少なくとも6年間英語を勉強している。しかし読めたり書けたりする人はそこそこいるが(それも受験があるから)、話せるという人はそんなに多くない。話せるようになるためには、あらためて英会話学校に行くか、語学留学するしかない。この現象は諸外国からいわせれば「アンビリーバボー」である。
日産やマツダをはじめ外国人が社長になっている会社はそれほど珍しくなくなったし、インターネットの世界はその9割が英語によるサイトだといわれている。政治、経済、学術はいわずもがな、社会全般がグローバル化なくして発展はない。だから英語が重要性を増しこそすれ、衰えることはないであろう。政府が2002年度から英語を小学校から習わせようとする意図はわからないではない。しかし、である。 6年間勉強するものを1年前倒ししたとしても、結果は同じになる可能性がある。なぜなら、英語を日常の道具として使う環境が今の日本にはないからである。ヨーロッパの人々が平気で2カ国語、3カ国語を操れるのは、国が地続きになっているため、必然的に外国語を覚えなければならないという環境にあるからであろう。四方を海に囲まれた日本は、日本語ですべてが事足りてしまう。かくして成田で「決意」を固めたOLによる英会話学校の混雑は続くのである。(Q) |
<Vol.1> 「吉野家」の策略
(01・8・18)
| 吉野家には、よく行く。そう、あの牛丼の大手チェーン店である。若い頃は平気で大盛りを食べていたが、今は「並」が精一杯。あとはみそ汁を追加すれば十分である。(大盛りが食べられなくなったとき、これでオレの青春も終わったと実感しました、ハイ)
8月1日から吉野家ディー&シーは、西日本地域に続いて東日本地域の価格を一斉に下げた。「並」が400円から280円という、時流子にとってはうれしい価格改定になった。ただなぜか、大盛りは500円が440円に、特盛りは600円が540円と「並」よりも引き下げ幅が小さい。 店内の動きを見て「なるほど」と思った。大盛り(特盛り含む)が2人に一人ぐらいの割合なのだ(あくまでも時流子が店内にいた時間に限る)。注文全体のおよそ半分を占める「大盛り」の値下げ幅を少なくして、売上高ダウンを最小限に押さえ、「オジさん」向け並の値下げを大きく宣伝して来客増加を狙う。果たせるかな、実際に来客数は2.2倍、売上高は1.6倍になったという(8月18日付各紙)。吉野家、おぬしも「ワル」よのう。(A) |