まずはケンニチ100万件アクセス達成、おめでとうございます。私が初めてケンニチのホームページを拝見した時には100万件と云うのは夢のような数字の感じもしましたが、時間が経つに従って、ひょっとしたら?から、間違いなく!に代わり、今は納得です(笑)。無論、伊藤さんが独力で運営された訳でケンニチは発刊以来紆余曲折の連続だったと思いますけれど、これからはまた新しい発想を加えながら、ぜひ読者を紙面に引き付けてください。
今日のサンノゼは日中気温28度を超えて夏のような陽気です。毎日の天候も安定してきましたので、もう雨季も終わりではないかと思います。先週、サンノゼ市から、ハイウエーを南に5時間ほど下った辺りにあるオランダ風の街づくりをしたソルバングと云う小さな町、古い修道院を中心に町が出来上がったサンルイスオビスポ、赤の瓦屋根と白壁に統一されたスペイン調のサンタバーバラに出かけてきました。この近辺はサンノゼ以上に冬でも暖かいのですね。
住宅地では南国のブーゲンビリアの赤い花が咲いていました。それに5月ごろの花と思う、紫の藤の花はもうほとんど終わりかけていました。これらの町は何れも小さな観光の町として人気があります。
ちょうど、アメリカはスプリングブレークと云う時期で、多くの学校は日にちはばらばらですが、1週間ほどの春休みに入ります。そんなことから、今日はスプリングブレークの話をさせてください。
アメリカの学校の多くは、1年間を3学期制か4学期制としています。その内の1学期分を夏休みにしています。小中学校では夏休み期間を全て休みにしているところがほとんどですが、高校になると希望生徒には授業を受けることが出来るよう、半学期ほどクラスを開講しています。この場合は期間は短いので、授業時間を長くすることによって、普段の学期の単位と整合しています。大学になると、全く様子は異なり、ほとんどの大学は夏休み期間中でも多少のクラス数は減るものの一学期分として、授業は継続して行っており、単位の取得を急ぐ学生や、取りこぼしの単位を補う目的や、仕事をしながら就学する学生だと、就労時間にとって、不足する単位数を稼ぐ為に授業に通っています。
タイミング的にスプリングブレークと云うのは6月上旬に学年末を迎えるこちらの学校では、各学期の節目であるようで、そうでもないと云う妙な時期の休みなのですが、春の到来を祝うイースターの祝日と関連してか?1週間から10日間ほど学校は休みになります。意味はやはり春休みです。
とは言っても、子供達には休みでも、親たちにはバケーションシーズンでも無いのでこの期間に会社を休む人は少なく、共稼ぎ夫婦だと、この期間中、子供達だけが終日自宅に留まることになってしまい、これも不都合です。そんなこともあってか?このスプリングブレークの期間、特に低学年の子供たちは両親の祖父母の所に滞在することが多く、各空港ターミナル内では、遠方の祖父母の所に飛行機を利用して移動する為、首に大きな名札を下げ(そこには名前や行き先便名などの情報が書かれ、航空券が挟まれているのですが)たちょっと不安げな子供たちだけが、航空会社の職員に付き添われて、乗り換え便やゲートに案内されている様子を良く見かけます。
祖父母にとっても、この時期に孫達を預かることは、年中のひとつの行事であり、孫たちと一緒に旅行することを楽しみにしている祖父母も多いようです。ですから、このシーズンに観光地を訪れると、祖父母と孫と云う組み合わせの旅行者が目立ちます。
大学生になると、このスプリングブレークは、別の意味があります。時期的には夏休み前の観光のオフシーズンですから、宿泊施設も航空運賃も割安であり、絶好の旅行チャンスです。そのルーツは知りませんが、スプリングブレークは自然発生的に全米の特定の町に、その期間中、全米からの学生が集中して集まり、そこで、昼夜のどんちゃんパーテイー騒ぎをすることでも知られています。
代表的な町としてフロリダ州のフォートローダデール市とかカリフォルニア州のパームスプリング市等はその場所として、多くの人に知られていますが、どちらの町も、普段は比較的裕福層のリタイアした世代の人たちが暮らし、そのような世代の人たちが、のんびりしたバケーションに訪れる閑静な町なのですが、この期間は、ほとんど学生に占領されてしまったような
町に変わってしまいます。共通なことは南で暖かい町と云うことです。好意的に見ると特に北部ではまだまだ寒いこの時期に、南の開放的な環境に触れて、その若さを発散させる場なのです
。 が、当たり前のことですが、お酒が入ると騒ぐ人間もあり、暴れる人間もいると云う訳で、この期間中は地元の警察は郡や州警察の応援を得て治安に勤めるようです。
残念ながら私はアメリカでの学生経験が無いので、このスプリングブレークを経験することが出来なかったのですが、サラリーマンには、このスプリングブレーク、何の意味もなく、ただ普段の通り仕事をするだけです。
岩間@SJ
写真ー101:町の主な通りがオランダの町風の作りになった小観光町ソルバングの小さなホテルです。
写真ー102:赤瓦と白壁に統一され、スペイン風の町を感じさせるサンタバーバラの町です。
写真ー103:太平洋側の小さな漁港で観光の町、モロベイです。