穏やかな天気に誘われて、郊外のゴルフ練習場に出かけてきました。300ヤード以上の奥行きのある練習場で、白球を打つのはなかなか爽快なものですね。道路沿いの果樹園のアーモンドの木には桜に似た花が満開になっていました。雨がとても多い雨季でしたがようやく春を感じます。
今日はアメリカで凋落ぎみの感じがするコンビニ店の話をさせてください。アメリカに初めて旅行された方は、街中にあるセブンイレブンの看板を見て、アメリカにもセブンイレブンがあるんだ!と関心されます。しかし、このセブンイレブンはもともとアメリカのフランチャイズ企業として成功し、全米的にビジネスが展開していくのを日本企業が察知して、新しいタイプの小売店舗と云うことで、そのビジネスのノーハウのライセンスを受けて、見事に日本で成功させました。元はアメリカの会社だったのですが、今は確かアメリカのフランチャイズ展開も日本企業が買い取ってしまったように記憶しています。(最近変化があったか?どうか?定かではありませんけれど)
セブンイレブンの名前は、コンビニ店が、当時のアメリカのスーパーマーケットの開店閉店時間よりも長く営業していることを、消費者の頭に簡単に植えつける為、朝の7時から夜の11時まで営業していますと云う意味で、そのまま、セブンイレブンの名前になったと聞いています。
ただ今のアメリカのコンビニ店は日本のコンビニ店とくらべると、随分、落ちぶれているような感じがします。無論、ハワイ各地に店を開き、日本人観光客もその旅行中に一度は必ず立ち寄ると云うABCストアーのように人気のあるコンビニチェーンもありますが、大半はダメな印象を持ちます。コンビニ店に関する限り、アメリカでも店舗サイズはほぼ日本と同じようなものなのですが、店内に置かれた品物の量は多いけれど、その種類が少なく、主力の商品はソフトドリンク類等の飲み物とポテトチップ等のスナック菓子が中心になっています。
一時、力を入れたハンバーガー店よりも安いハンバーカーとか、サンドイッチ類もとても美味しいと云うもので無く、加えて店内は清潔感に乏しく、残念ながら食欲の減退を感じさせそうな店舗もあります。それと比較すると日本のコンビニは実に良く出来ています。エレクトロニクスの世界同様に最初に開発したのはアメリカ人。それをきめ細かやな工夫でより良いものに仕上げ、改良するのは日本人がもっとも得意とするところなんでしょうね(笑)。
何故アメリカのコンビニが衰退気味なのか?。品揃え、メンテ、清潔感の問題は先に上げた通りなのですが、コンビニ店舗への最大の脅威は多くのスーパーマーケットが今は24時間
営業化したことです。絶対品数が多く価格も安いスーパーが24時間店を開いている訳ですから、お客はどうしてもそちらに流れます。サンノゼ地域でも最初は一つのスーパーマーケットチェーンが24時間営業に切り替えただけでしたが、一年もしない内に、スーパーマーケットの24時間営業は当たり前に変わってしまいました。おそらくアメリカのコンビニ店はそのビジ
ネスの根本を考え直して、全く新しい展開をしない限り、生き残れないのではないか?と思います。
ただ今の動きを見ていると、店員数を減らす等の縮小均衡化を進めているような印象で、店内は暗く、清掃や商品の整理整頓も行き届かずと云う具合で、益々悪い方向に向かって
いるような印象がします。日本のコンビニ経営のノウハウを逆輸出する時期かもしれません。アメリカからノーハウを日本に持ち込んで日本型で成功したコンビニ店は、今や香港、台湾、
中国の主要都市を始め、アジア各地で展開されています。案外アジアはコンビニ店の発達には良いビジネス環境なのかもしれません。
岩間@SJ。