柳千賀子さんの「中国体験記(3)驚きの結婚式!!」(05・05・17)

  4月24日吉日。中国式の結婚式に出席してきました。なんとも日本とは違いすぎて驚くことだらけ・・・・・・本当にビックリ結婚式でした。

  先ず、蘇州では、昼の間に新郎新婦が両家に行って、結婚の儀式を行うそうです。俗に日本でいう披露宴はほとんど夕方から始まるとのこと。日本のホテルだと、吉日なんていったら何組も結婚式&披露宴が行われるけど、中国では参加人数が多いだけに一日一組だけになるそうです・・・・本当に参加人数にビックリ!!

  私は友達(ランさん)と5時過ぎにホテルに到着。 ホテルのロビーには既に新郎新婦の等身大の写真パネルがデェ〜〜ンとあり、何か?ハリウッドスターの結婚式?今日一日だけは新郎新婦は芸能人なみの派手さ!!!

  ロビーで待つこと10分、新郎新婦がド派手なデコレーション(フロントやドアのところにお花やリボンがついてる)された車に乗ってホテルに到着!!。初めて見る新婦(おばさんの娘さん)はスタイルは良い、とっても綺麗(ビックリ美人)。新郎は?と見た所・・・・・えっ!!ちょっと写真と違うのでは・・・私もランさんも目が点点…中国は写真の技術がすばらしいと納得。でもよく見れば、とっても優しそうだったし、7歳年下の若い綺麗なお嫁さんと結婚できて新郎は本当に幸せ顔。 

  後におばさんとご主人が到着。手を振りながらおばさんに駆け寄り、「ガオシン!ガオシン!」とランさんに教えてもらった(おめでとう!)を言うと、「よく来てくれたね〜」みたいな事を言ってくれて、私の手をとり娘さんのところに連れて行ってくれて、初めて会う娘さんに私を紹介してくれましたが、私はなんだか・・・あまりにも早い展開で言葉がですペコペコしなら「ガオシン!ガオシン!」を連発・・・トホホホ 他の言葉も勉強したのに・・・・んん情けない・・・・

  披露宴前にホテルのロビーにて、ご祝儀を新郎新婦へその場で手渡し!!!さすが中国。先ずお金とまたビックリ!そこで私も今だ!と思いランさんと新郎新婦に”赤いご祝儀袋”と”メッセージカード”を渡し、おばさんに用意した”メッセージカード”を渡したら新郎におばさんが渡しちゃって、「違うこればおばさんに!!」と日本語で言ってもおばさんはチンプンカンプン・・・・・・。ランさんに通訳してもらってやっと分かってくれたみたいで「謝謝」と。 

  今思えば、そんなときにカードを渡さないで後で渡せばよかったと反省。ホテルロビーでスッタモンダとなんだか混乱させてしまい、また反省。ちなみにご祝儀は私は関係が浅いからアドバイス通り100元(約1300円)ずつ。気楽〜。

  2階に上がると受付があり、名前を書き、会場に入ったら。。。すっすごぉーいひろ〜い!!!日本で言う高砂はどこ?一番後ろの席からは見えないのでは?っていうぐらい広い会場。私達は「後ろのほうだよね〜」とウロウロしてると、ランさんが「座席表があるから私達のテーブルを探します」という。え〜ッ!!こんなに沢山あるテーブル(10人掛け)の中から探せるの〜?。途方にくれそうになったときに、おばさんが来てくれて「あなた達はこっちよ」と連れて行ってくれた席が、なんと!!前から2列目で、おばさんの兄妹と一緒のテーブル。「こんなにいい席でいいのかな?」とおばさんに聞いたら、「問題無い、良いのよ!」おばさんとは数回しかまだ会ってないのに、親族の席に座らせてもらっちゃって、とっても恐縮しちゃいまいました。 おばさんに「何人来るの?」と聞くとテーブルは42個、来客は420人・・・。はぁ〜そんな多人数の結婚式は初めて!!

  どうやら、新郎のお父さんは病院の副院長(蘇州で1・2番目の病院)でその関係の人達や新郎側の親戚とか知り合いが多かったみたい。それに、おばさんやご主人の兄妹やら、一族総出だったから420人集まったとのこと。従兄妹、はとこも出席してたから、それぐらいの人数になるなぁ〜と納得。

  周りを見渡すと、みんな普段着...Tシャツ&ジーパンの人もいるし、キャップをかぶったおじいちゃんもいる これから何が始まるの?て感じ。でも新婦の友達はちょっとおしゃれしてワンピース姿。私達は「な〜んだ私の服装も失礼じゃないのね」と一安心。

  テーブルには既に前菜6皿とタバコ4箱、冷えていないビール、冷えていないコーラー&スプライトのペットボトルが、赤ワイン1本が用意されている。で、辺りを見ると新郎新婦の入場&乾杯を待たずして・・・食べてる、ビール飲んでる、乾杯をやって盛り上がってる人達のテーブルがある!!さすが中国四千年の歴史。こんなこともあるんだろうな〜なんて思ってたら「何飲みますか?」とおばさんのお兄さんに聞かれ、あの冷えていないビールを飲むなら、赤ワインのほうがいいな〜と思い、ワインをコップに注いでいただきました。それで私達のテーブルも、新郎新婦の入場待たずして乾杯をして宴会開始。以前、中国産の赤ワイン6元(78円)のを飲んだことがあって、めちゃめちゃまずかったから、今回の赤ワインはどうかなぁ〜と恐る恐る飲んでみると、さっぱりとして口当たりがよくおいしい!!。これはいけると!!!私は赤ワインをずっと飲んで飲んで飲んで 飲みまくり!! ああああほろ酔い気分。中国最高! 日中友好!! みんな友達!!! バンザーーーーーイ!あんなに恐縮しちゃってた私はどこへ行ったのやら。。。

  ほろ酔い気分になて、やっと結婚式によくかかる様な曲が流れ、新郎新婦入場!!。あら?新郎が先に歩いてきたけど、途中から新婦が追い越しちゃって?新婦がそのまま先頭を歩いてステージに(中国スタイルらしい)・・・・日本では新婦が先に歩くなんて見たことがないからビックリ。その後の披露宴は

  1.新郎新婦が勤めている会社の社長の挨拶:社長は女性で二人は社内恋愛だったらしく、簡単に二人を紹介して手短な挨拶

  2.新婦のお母さんの挨拶:新婦母(おばさん)が緊張し言葉を詰まらせながら話す内容の意味は分からないけど、嬉しさと寂しさが入り混じった表情で少しウルウル・・・

  3.新郎のお父さんの挨拶:すっごく元気よく張り切ってるな〜という印象。会社の社長が社員に語ってるような内容の話で、こういう挨拶も珍しいとランさんは失笑。

  4.新郎の挨拶:一生彼女を愛し続けます!!と誓い、客席からはヒューヒューの嵐

  5.指輪の交換:て・・・ここでするの???

  6.ウエディングケーキ入刀&グラスピラミットにシャンパンを注ぐ:二人の写真を撮りに行く人ぽつぽつ・・・あれ?一番盛り上がる所では????皆さん見てはいるけど、食べて・飲んで・話して・タバコ吸って・・・???秒単位で終了・・・

  7.新郎新婦腕を交差しながらシャンパンの一気飲み:飲み終わったらグラスを逆さにする(飲んだよ!!と見せるため)、アルコールが飲めない人はジュースだとか・・・

  以上が淡々と進行し、あっ!という間に終了?

  新郎新婦の席は、一番前の列の真ん中に、赤いテーブルクロスを掛けた特別席。そのテーブルには親しい友達が座っていて、そのテーブルだけに!少し高そうな?ワイングラスが用意されていた・・・赤ワインをコップで飲んでる私は、見逃しません。

  テーブルには料理が運ばれていてどの料理もすごくすごくおいしい!!!。既にきついスカートのボタンをひとつはずしたら、パーーーーンと超楽になって、どんどん食べれるは飲めるは!!!楽しい・最高・バンザーーーイ・私は日中友好親善大使だーーー!!と大盛り上がり!!。

  私の周りの方々がよくワインをついでくれ・・・・ほろ酔いから〜マジ酔いに・・・・。隣の親戚のおばさんが「この人はよく食べるし飲むね〜」と驚きの様子。でも良い意味で言ってくれたそうで、ランさんも「パーーートいきましょう」って言ってくれたから、あらそうお?またまた調子にのり気分は最高!!

  そのころ新郎新婦は、食事もそこそこに、いつの間にか?新婦はお色直しをしていて赤のドレス姿に!。そして、ふたりは挨拶のため各テーブルをまわるのである。そこでもご祝儀を渡す人が!!!。ご祝儀を受け取ると新郎がタバコを一本お礼に差出し、新婦がライターで火をつけてあげる。日本で言うキャンドルサービスなんでしょうね〜。私達のテーブルに来たときに、ランさんが今プレゼントを渡したほうがいいと教えてくれたので、新婦に渡したら新郎がタバコを差し出したので、いらないという意味で「ブヨウブヨウ」と言ったら、おめでたいことだからと言うことで、1本頂いて火をつけていただきました。結構軽いんだ〜と3回吸ってみました。日本ではありえない。風習?。これを42テーブル全部まわるのです。嬉しいありがたいこととはいえ、こりゃ体力勝負だわ。乾杯してワインも飲んでるし、新郎は42テーブル目あたりは酔っ払い状態かも・・・

  新郎新婦には各友達が付き添ってくれて、ご祝儀を預かったり、新郎側はタバコの入った袋をもち新婦側はライターの入った袋を持って一緒にテーブルをまわるのです。これも大変だな〜。

  テーブルに、ハート型の箱が人数分置かれた。中にはチョコ2個&飴2個入っていた。これは持ち帰るものだという。いわゆる引き出物・・・・

  私達はデザートもたいらげて満腹状態。その頃新郎新婦は挨拶まわり。まだ半分も進んでいない。終わるのって何時になるんだろう〜?私の正直な気持ち。ランさんに42テーブル回って、最後に両親に花束贈呈とかあるの?と聞いたら、そういうのはないですという。そっかぁ一番感動するシーンはないのね。渡すものは全部渡したし、食べるものは食べたし、飲んだし、後はどうすれば・・・・と思っていたら、ちらほら帰る人がいる!!えっ?帰っちゃっていいの?

  丁度おばさんが来てくれた。「沢山食べた?」なんて聞いてくれた。私が食べたし飲んだし満腹と言うと、すごい嬉しそうに笑ってくれた。ランさんが何時までやるの?と聞くと「まだまだ続くから、食べたら帰ってもいいよ」という。あら?そうお?じゃぁ帰ろうか!と、私達のテーブルでは2番手で帰らせてもらいました。新郎新婦は永遠とやってるから、挨拶は遠慮して、おじさんとおばさんには挨拶をして、一緒に写真をとって、「本当に今日は楽しかったよ」とお礼を言いました。、おばさんも「来てくれてありがとう」と何回も言ってくれました。ずっとおばさんは見送ってくれました。

  結婚式に出席して新事実発覚。私の住んでる部屋のオーナーはおばさんの妹さんだったこと。すごい顔が似てるから、妹さんですか?って聞いたら、「千賀子さんの住んでる部屋のオーナーさんですよ」とランさんが教えてくれた。そういえば10月に部屋を見に来たときに会った気がする。お姉さんに掃除してもらったほうが安心だからと言ってたそうです。ということは、私が結婚式に出席するのもまったく関係がないわけじゃなかったのです

  家に帰り、夫に事細かく話したら、「自分が出席したかのように分かった。けど、俺は食べてないし飲んでない」と・・・・・夫のおかげで私だけ、おいしい体験してきちゃいました。