今は今年8回目の中国蘇州滞在です。日本滞在中も暑かったのですが、上海や蘇州地域も暑いです。加えて湿度は日本以上に高いですね。
先日、中国の人民元が僅かに切り上げされたので、蘇州のホテルのチェックイン時に早速、米ドル=人民元の交換レートの表示を見たのですが、やっぱり変わってました(笑)。今日はそんなことで為替の話を少しさせてください。
海外旅行をする人にとって為替相場はかなり身近なものです。欧州はユーロと云う共通通貨が出回り、訪問先の国ごとで両替の必要が無くなり大分便利になったのですが、私の最近の仕事の中心であるアジア地区を旅する度に両替をするので、為替相場にはいつも関心を持っています。実際に一番変化の大きい貨幣は日本円のように思います。
また駐在員の方の場合、派遣先で受け取る給与の一部は日本での本来の給与額から引き出す形式をとっている会社もあり、この場合、現地で受け取る給与額は為替相場の影響を強く受けます。日本の給与は上がったのに、為替の変動で現地支払いの給与額が目減りしてしまうこともあり、その逆もあります。
特に米ドルー日本円のように変動幅が一年の間に10%も上下するようなケースでは、その影響がもろに出てきます。もう大分前の話になりますが、私の経験では1米ドルが70円のレベルに達した当時、アメリカで受け取る給与が2年間の間に40%近く増えたことがありました。無論、その後、1米ドルが115円に戻った時は現地給与額が大幅に減ってしまい、あれっ?と感じた思い出があります。
最近は日本の銀行預金利息がほぼゼロであることから、年3〜5%の利息が期待できる外貨の定期預金をされる方が増えましたが、これも為替の影響をモロに受け、契約と満期時の為替相場と利息から、利息+為替差益のダブルの恩恵を受ける時もあり、逆に利息ー為替差損で元本割と云うことも起こります。為替相場は個人で決められないだけに、個人が為替相場でお金儲けをすると云うのはなかなか難しいものです。
身近な為替変動の実感は海外旅行時に現地通貨に両替する時です。この換金率もかなり微妙で出国時と訪問国入国時のどちらで両替するか?で、その両替結果はかなり違います。日本国内の場合、ホテル、銀行、その他の場所での交換率はほとんど一緒ですが、アメリカや香港などでは、何処で両替するか?で大きな違いが生じます。一般的には空港内の両替所が一番損だと云います。
また現金で交換するか?旅行者用小切手で換金するか?で交換率は違います。その理由が良く分かりませんが、旅行者用小切手の方が大体、多少得な結果になります。
結論から云えば両替は多少の損得はあっても交換する度に段々目減りすると云うのが普通ですから、必要最小限のお金を両替するのが一番良いのではないか?と思います。またコインは最終的に両替を受け付けないケースが多いです。
支払いは面倒なのでお札を使い、おつりにコインがどうしても貯まってしまうのですが、旅先でのコインはまめに利用して、なるべく全部使ってしまうことだと思います。
岩間@蘇州
写真:蘇州の街角で、レストラン開店前に店のウエイトレス全員を外に並ばせ、マネージャーの訓示や先輩による服装チェックを行ってます。こういう店が結構多いです。気合を入れて仕事にかかれ!と云う訳ですね。