ケンニチの雪の記事を読ませてもらい、改めて雪の厳しさを感じています。年末年始の休暇が雨でつぶれたぐらいでぼやいていては申し訳ないですね(笑)。
今日は快進撃を続ける日本メーカーの車の話をさせてください。昨年度、アメリカ国内での日本メーカー製の新車登録台数の割合が32%を超えたと云う記事がありました。全米押しなべての数字ですから、日本メーカーの車の人気が高い西海岸、東海岸地域ではその比率は更に高いと思います。
新車登録数ではありませんが、私の働く会社の駐車場に停めてある車をざっと数えると200台なのですが、その内、日本メーカー製の車の比率は?と云うと7割を超えています。残りの3割を欧州メーカーと米国メーカーの車が分けているような感じです。
特にセダン型の乗用車と小型SUV車になると日本メーカーの車はほぼ9割以上を占めており、米国車は?と云うと大型SUVとミニバン、ピックアップトラックに限られている状況です。
米国メーカーが、ここ4〜5年、利益率の高い大型SUV車の開発に力をいれ、利益率が低いと云う理由で、乗用車開発に十分な力を入れてこなかったツケが結果として、はっきり現れているような感じがします。
一般に日本メーカー製の車は同じようなサイズで同じような仕様の米国車に比べると定価でも2000ドルから3000ドル高く、購入時に値引き率も低く、自動車ローンなどの金利は高いし、更に新車の無償修理保障期間は一番短いと云う訳で、云わば強気の姿勢。普通の買い物なら躊躇してしまうような悪い条件ばかりなのですが、それでも売れ行きは良いのです。
特にアジア系の人達になると、日本メーカーのT社かH社の車しか買わないと云う風に始めからメーカーを決めている顧客層が意外に多いのです。また今まで米国車の牙城と云われてきたピックアップトラックや大型SUV市場にも、最近、日本メーカーは積極的に参入し、特にT社は色々な大型車種でもその成功を収めています。これらの車は日本で設計されたもので無く、アメリカで設計され、100%アメリカで生産されている車です。更には高級車と呼ばれる欧州メーカーの米国市場も、今は日本メーカーの車にその市場を奪われつつあります。
4〜5年前の中国を見た時、町の中は先行して中国市場に入った欧州車や米国車が圧倒的に多く、日本メーカーは中国市場で完全に出遅れたな〜。と感じたものですが、昨年の新車登録では中国市場で25%程度の市場シェアを取ったと云うことなので、短期間の間に随分力をつけたものだと関心するばかりです。
一時はアメリカ国内で圧倒的な市場シェアを持っていた日本の家庭電器製品が、今は台湾、韓国、中国製品に押されてイマイチ元気が無いのと比べると、日本メーカーの車はまだまだ世界市場で伸びそうな勢いを感じさせます。
岩間@SJ
写真:中国成都市内の観光スポット杜甫草堂です。植えられた竹の種類が多いのに驚きました。