秋田は桜が満開の時期ですか?いやもう終わりでしょうか?。サンノゼは先週末まで40数日間、続いた雨が一段落。ようやく晴れ間を見るようになりました。でもまだ不安定な天気です。しかし、気温は確実に上がっているんですね。半袖姿で出社する社員も増えてきました。私の仕事は日本では5月連休、中国ではメーデー大連休があるので、5月中旬までは出張の無い日が続きます(笑)。前回の出張から戻って2週間ちょっとになりますが、何故か?今回は時差ぼけが少し残っていて、午後の仕事時間に春眠っと云う感じになりそうで困っています。
今日は私が訪問する国のタクシーの話をさせてください。アメリカ国内の出張先ではレンタカーを利用することが多く、タクシーを利用するのは、駐車場を探すのが大変なニューヨークぐらいですが、海外に出た場合はレンタカーを使わず、町の移動はタクシーと決めてきます。そのタクシーもあちこちの国で利用しているとその国のカルチャーを感じさせます。
私がアメリカに来た80年代初めのタクシーは、ほとんどの車は廃車寸前を感じさせる大型セダンで、車内は掃除したことが無く、体が触れる部分以外は、車内の何処も埃が溜まっていると云う感じで、床下の汚れたマットの下の鉄板には腐って小さな穴が空いているなんて云う酷い車もありました。
また、タクシー強盗対策としてニューヨークのタクシーは運転席と後部の客席の間を、厚い透明アクリル板で仕切り、お金のやり取りをする小さな穴だけが空いていました。タクシーは現金を扱うので、乗客を装った強盗に狙われ易かったのですね。その後、ニューヨークの治安は改善され、最近はタクシー強盗は減ったと思うのですが、それでもニューヨークのタクシーは後ろの座席に乗客が3人座った状態で無いと客を助手席には乗せません。面白いのはニューヨークのタクシー運転手の大半は英語を母国語にしない、外国生まれの人が多く、皆、強い母国語のアクセントを持った英語を話すので、最初は彼らの言葉の聞き取りに苦労しました。
変わったところではラスベガスのタクシー車両はセダン、SUV、ミニバン、4人乗りのピックアップトラック等、様々です。特に料金の差は無く、ミニバンに多くの乗客が乗った場合などはチップを大目に払うと云う手段で対応しています。
オーストラリア、シドニー辺りのタクシーは日本で云う小型車のサイズです。車内も比較的綺麗です。この町では乗客が一人の場合、客は後部座席で無く何故か?大抵助手席に座ります。確かに運転手に行く先をあっち、こっちと説明するには助手席の方が遥かに都合が良いです。でも運転席部分は、透明なカプセル形状のようなプラスチック板で囲まれています。シドニーは先進国の中ではタクシー代が安いので、相当な距離を走ってもらっても支払いに不安はありません。
香港のタクシー車両は何故か?トヨタのクラウンカスタムと云う車ばかり?(タクシー専用車?)です。車外も車内も割合掃除が行き届いて綺麗です。気持ち良いですね。ただトランクに荷物を1個入れると追加料金の徴収などがあり、メーター金額にプラスして払う等、ちょっと複雑です。トランク利用等の追加料金を徴収しますと書かれた張り紙はありますが、運転手によっては僅かな額の徴収が面倒なのか?請求しない人もいます。
逆に不愉快なのは、客がお釣りをくれ!と云わないと、お釣り分はチップだと勝手に判断し、つり銭をよこさない運転手が結構います。また、香港は英国領だったからタクシーの運転手も英語が分かる。。。と思ったら大間違い。片言の英語も話せない運転手がほとんどです。
中国では北京を除くと、タクシーに利用している車はフォルックスワーゲンのサンタナ。この車、確か?私が日本にいる頃、日本国内で日産が委託販売していたような?記憶があります。上海等では運転手に制服が有り、紺のジャケットに白いカッター。それに紺のネクタイをしていますが、他の町では大抵私服。女性の運転手も結構見かけます。何処でも車は外も内もあんまり綺麗とは云えません。ただ中国ではタクシー代が非常に安いのが特徴でハイウエーを一時間近く走っても料金は日本円の2000円程度。とにかく安いので出張時には便利な足として使えます。
ただ、運転の乱暴さ(運転が巧い?)では、先ず世界ランキングに入るのではないかと思います。昔は外国人は運転手にボラれると云われましたが、今は領収書も自動的に発行されるし、メーターを使うので、利用中メーターが倒されていれば先ず心配いらないと思います。中国ではシドニー同様、乗客が一人の場合、やっぱり後部座席に座らず、助手席に座ってます。ただ、車内が狭く、シドニー同様、運転席はカプセルのような透明アクリル板で囲まれ、助手席側に少し飛び出していますから助手席はかなり狭いです。
台湾のタクシーは小型車が中心ですが、日本のタクシー並みに掃除が行き届いていて、車も光っていて車内も綺麗です。台北での妙な経験として、目的地に向かう途中、勝手に道を逸れて車を停め、客を車に残したまま、自分の昼飯を買出しに行ってしまったなんてことが2度ほどありました。一瞬、騙されて遠回りされたか?と思いましたが、そういう意図は無さそうでした。でも結果的には遠回りでメーターは上がる筈なんですが?台湾のタクシー運転手は割合日本の演歌が好きなようで、何度も経験あるのは運転中にカセットテープで演歌が流れています。
日本のタクシーの印象は料金が高い!の一語です。大阪地域は業界の競争が激しく、価格競争の煽りで割安なタクシーを見かけます。5000円以上走ると何割引とか、各社ばらばらの色んな割引条件が後ろのガラスに記載されてますが、実際に自分の目的距離で割引されるのか?否か?さっぱり分かりません。やっぱり、初乗り料金をもっと下げて欲しいと
思います。それとLPG仕様車が多いので、トランク内が極端に狭く、海外旅行者には不便です。でも車内の清潔さはなかなかのものです。
こうやってタクシーを色々利用してみると結構面白いです。私は運転手の方が話し嫌いで無い限り、移動中は話をしていることが多いのですが、あの職業。世間が分かって、リタイアー後の仕事として面白そうですね。では!
岩間@SJ
写真は先日立ち寄った長崎のめがね橋です。長崎と云うのは貿易町であったからか?町人がお金持ちだったのでしょう。この川に架かっている幾つかの石橋は、そういう個人がお金を出して作ったものなんですね。