明智 香作(四国在住)「イマドキのPTA事情(3)」(97・6・26)
(PTAは何の略?ぱっぱらぱーのP とんちんかんのT あんぽんたんのA?)
六月 「噂の出所は・・・あなたですね?」
「で〜?けっきょく どうだったのよ・・・ はい コーヒー」
洗濯だけして 研修副部長の筒井さんのところへ 実行委員会の報告にとんできました。
「けっきょくね 毛利会長は 慎重にって おっしゃるのよ・・・アンケートをするのは 簡単だけど その後をどう展開させていくかって・・・」
「う〜ん 毛利会長らしいね 徳川校長が今年で定年だから よけい穏便にって 思ってるんじゃない?」
「ところがね!その徳川校長が 参観日の度に 保護者の私語がうるさい。講演会などには出席が少ない・・・などの 今のPTAや保護者の姿にカリカリきているのよ。そこんとこを考え直そうじゃないかっていう研修部の前回のアンケートとその結果を認めて下さってね。まさに なんとかの一声よ。GOサインがでたのよ。もちろん実行委員会を通して進めていくんだけどね。織田広報部長は大変だけど、集計とかは パソコンで協力するわ。」
「ふ〜ん 良かったじゃん で 肝心のパソコンサークルはできそうなの?」
「それも 今 準備してるよ〜 でも それより 講演会よ。まず。なぜ 講演会に人が集まらないか・・・ やっぱり講師だと思うのよ。「人寄せパンダ」っていうのも抵抗はあるけど、どこかで聞いたような話より その人の経験に基づいた話が聞きたいと思うのよ。でね 生涯教育推進委員の方は 今回は遠慮して・・・ どう?こんな人たちは・・・」
アンケートで出てきた講師 また口コミで探した講師で
・サッカー全国大会優勝に導いた監督に父親の立場から
・アメリカと日本の教育の比較って感じで 外人講師
・世はアウトドア・・・カブスカウトの隊長
・性教育についての話を医者の立場から
・放送局の女性アナに話し方講座
・・・・このへんが研修委員の希望でも残ったので 次々にあたって砕けろ! で・・・全部砕けてしまいました。だいたい1ヶ月前になって 講演依頼するのも失礼な話です。ほとんどの方が予定がつまっていました。講演会は 6月の父の日 第三日曜日に例年決まっているのです。けっきょく口コミで 神戸の震災の時にもボランティアにかけつけ、子供たちのカウンセリングにあたったっていう「きもったま母さん」という感じの方に受けていただきました。当日の予定を午後からに繰り替えていただいて・・・!
さあ講師が決まれば 今度はPRです。その方の著書を探し、PTA図書で 購入していただき 研修部員が回し読みをしました。その講師のことを知らないと PRなんてできませんから。
次は インパクトのある案内文作り 普通のワープロ文書じゃ 毎日毎日たくさんのプリント類が子供を通じて渡されるので 保護者の目につくように・・・いや それより前に 子供が親に見せないプリントもあるらしいことを聞いたので、その対策に、子供に人気のアニメキャラクターを カットに入れ ポスター形式にしたものをすぐに作成し配布。
さらに 講演会の3〜4日前に 講師の著書を読んでの感想と、講師の新聞記事の切り抜きをコピーして、再度配布。
だめ押しに 参観日当日 教室にこの2枚を貼らせていただく。あとは 研修部員が学級PTAとかの場でPR・・・
そんなことをしなくても 「各クラスあたり何人かき集めて」という方法にすれば 楽に人集めは出来たかもしれないですけど、本当に 「その人の話を聞きたい」と思う人に聞いて欲しい。ひとりでも多くの人に「おもしろそうだな・・聞いてみたい」って思ってもらえるように・・・と、訴える私に、ほとんどの部員が同感してくれ、講演会担当のメンバーを中心に 他の担当の研修部員もよく動いてもらえました。私が大変だったのは 講師探しだけでした。
結果 今までにない出席者・・・用意した椅子が足らずに 出すといううれしい悲鳴をあげたのでした。
毛利会長が
「やったね 明智さん!」って言ってくださったのが とてもうれしかったです。
講師紹介も 副部長の筒井さんが担当してくれました。経歴などのプロフィールは 資料にあるので省略。あらかじめ 講師の娘さんに プロフィール原稿をお願いしておき、それを読み上げました。
司会も 別な方が担当していただいたのですが 堂々としたものですばらしかったです。私は 挨拶担当でした。学校におまかせしていたら 苦労もなく 講演会ができたのかもしれないけど 四苦八苦して 部員が一丸となって取り組んだことが うまくできない面もあったけど こういうことを経験することが自信になり そういう親の姿を子供に見せることも大切なのではないかといった内容を 挨拶にしました。トイレに紙を貼って 何日も練習したけど、緊張しました!
もちろん講師の先生のお話もリアリティにあふれたすばらしいお話でした。
出席者の感想は 保存用にコピーにとり、原文と 写真と 一人の研修委員の好意による手作りクッキーを添えて お礼にしました。
ちょうど 先生が神戸に行かれる前に届き、避難所でみなさんに食べていただきました。
一つの大仕事が終わり ホッとするのもつかの間。
一学期のPTA行事は まだまだ続きます。
また7月の実行委員会に向けて?「ベルマークを切ったら良いだけの楽な部」と言われて腹をたてている上杉保健厚生部長、研修部副部長の筒井さんと打ち合わせです。対 局対策・・・
「ソフトバレー大会を 綱引きに変えたのは ヒットよね。人数もたくさん参加してもらえるし、運動の苦手な人も楽しめるし、時間的にも良かったんじゃない?バレーだと たいていの人がチームに入っているから 勝ち負け絡むと大変だもんね・・・親睦なんてあったもんじゃない」
「まあ綱引きは良かったけど 古紙回収もあれよね・・・ 町からの補助がないと赤字だもんね。それでも 親子で勤労、物を無駄にしない、再利用するってことが大切なのよね・・・たぶん。でも、子供が学校に行っている午前中に終わったって地区もあったって・・・ そりゃ 大変だし はやく終わらせたいだろうけど、何か変よね でも変って思わないことは恐ろしい」
変と言えば 自転車コンテストなるものがあるのです。子供のチームと親のチームがあって 4人一チームとなり 実技と筆記で 他校と競いあうんです。その優勝をめざして特に 母親チームが 毎日!練習するのです。私は一部の人が上達しても それが全体に広がっていくチャンスがないと どんなもんだろうと思います。夏休みに自転車点検が各地区であるので、その時にコンテストに出場した人が 模範試走をしてくれたらいいのにって思うのですが・・・
ちょうど 講演会の準備に学校に行ったとき コンテストに向けての練習中だったので 覗きにいったら、またまた!近づいて来るんですよね〜
「こんにちは 局さんも応援ですか?」と 声をかけたら・・・
「明智さん ここはね 校外生活部の担当なのよ。最近ね 噂で聞いたんだけど 研修部長だからって えらそうな顔して どこにでも明智さんが顔出しているって・・・ それに こんなことしていたら 来年研修部長は誰も受けてくれないわよ〜って もっぱらの評判よ・・・」
その 噂の出所は あなたですねって聞くわけにもいかず もう取り合うの 疲れました。私。良いです。わかってくれる人が1/3いれば・・・