今回は、住んでみて発覚したいろいろな事実と、生活上の不便さや、マレーシアのちょっとした横顔などを書いてみようと思います。また愚痴になりそうなよ・か・ん。
1)住んでみて発覚した部屋の欠陥。
部屋の広さ的は、私たちにとっては十分するぎる広さですが、それに伴わない照明。部屋の明かりを全部つけても、なんか薄暗い。洗面台の配管からの水漏れ。ガスコンロの一番使用頻度のたかいコンロの1つに火がつかない。これらの事をクレームとして、S女史がオーナーに話してくれました。
一番最初に修理に来てもらったときは、夫は立ち会う事ができなかったので、会社のスタッフでアラブ系のターバンを巻いたガタイのいいおじさん(Mr.K)が立ち会ってくれました。私一人では、うまく説明できないだろうし、Mr.Kがついてくれていたらみんな安心ということで。
修理に来た人は、中国系マレーシア人。英語はあまり話せないとのこと。シンガポーリアン、マレーシアン特有の時間を守らない事は承知していたけど、やはりお約束どうり、1時間遅れ。しかも手ぶら。まずは状況をみてから、修理の道具をもってくると言うので修理のしてもらいたい個所を説明すると、「照明は中の蛍光燈を変えても明るさは同じだから、修理しない」という。昼間に修理に来て、電気をつけてみたって、わかりっこないなずなのに・・・。
何度私が聞いても、「同じだから」としか言わず取り合ってくれない。配管の修理をするために、道具を取りにいったら、なかなか戻ってこな
い。どんなたくさんの道具をもってくるのだろうと、思いながら待っていると、修理屋の手には、ビニールテープ1つだけ。
「それ1つ持ってくるのに、なんでこんなに時間がかかるのよ!」、
思わず日本語で言ってしまったら、Mr.Kと修理屋は「?」って感じだったけど、私の顔つきで、怒っていることに察しがついたよう。
その日は、テープ1つで、なんとか配管の水漏れは治ったけど、それだけ。ガスのほうは器材がないため、また改めて来ることになりました。
それから1週間ばかりして、夕方ものすごい雷雨になり、窓を全部閉めて止むのを待っていたとき、寝室のほうのカーテンがユラユラゆれていて、不思議に思いいってみると。なんとサッシの隙間から雨水が入り込んでいて窓側絨毯張りの床の一部がビショビショ。もう大ショック、私は固まってしまいました。
寝室側のほうにも、ベランダと大きな窓があるけど、向かい側が工事をしているので、砂埃が入ってくるから一度も開けたことがありませんでした。そういえば、ちゃっちい白いタンスの上を拭くたびに、雑きんが黒くなっていたのは、なんとサッシの隙間からの砂埃だったことがわかりました。よくよく見てみると、3枚のサッシが重なっているのでその、つなぎの部分の隙間と、閉めたときに下のほうは閉まっているのに、上の方が1cmほど隙間が空いていることも発覚。
すぐさま夫に電話をして「もう家の中がびしょ濡れェ〜、どうにかしてよ」と大袈裟に、怒りまくったわけです。
夫も事態を重く見て、「すぐ修理しろ!」と命令口調でS女史経由で修理やに依頼しました。二日後、例の修理屋は3人のインディアンの男の人達をつれてきました。全員手ぶら。その日は、Mr.Kは仕事で立ち会ってもらえず、私一人で身振り手振りで説明しました。修理屋は窓を見に来たけど、他の3人は椅子に座ってベラベラ話をしてるだけ。
修理屋ひとりで、窓をチェックして、ガスのほうをもう一度チェックして、「今日はできない。」と平気な顔をして言うから、「何言ってんのこのおやじは?」もう眉間にしわを寄せて「何しに今日は来たのよ」と聞くと、帰ってきた言葉は「見に来た」。私は唖然呆然。
「来週の月曜日また来るから」と言って4人は帰っていきました。他の3人はなにをしにきたのだろうか?。4人で来た意味が私にはどうしても
理解できませんでした。
夫は「治った?」と明るい声で電話してきたので、「見に来ただけだって!」と怒りの捌け口はまたしても夫に向けてしまったわけです。
案の定月曜日、待てど暮らせど修理屋は来ませんでした。金曜日、夫から「昼過ぎに修理屋がいくらしい」と電話があったので、待っていた
けど来ませんでした。
あれから2ヶ月、いまだに修理屋は来る気配がありません。ガスコンロは4つ付いているうちの3つを使って、料理しています。さらに、寝室の二つある照明の1つは付かなくなってしまったし、寝室のエアコンをつけるとやかましい音がしたり、おまけに水漏れもしだす始末。カーテンレールのネジが取れていて斜めになってるし・・・ちゃっちいタンスの引き出しが壊れていたし・・・・等などの欠陥が住んでいるうちに解決するかどうか、誰もわかりっこない。
隙間だらけの窓は、ガムテープをべたべた張って、応急措置をしてあります。私たちが住んでいる間は、寝室の窓を開ける事は絶対無いと思います。夫は「後が付いちゃうかもよ」と心配しているけど、私は「しったこっちゃない!!」と一言。確かによそ様が高いお金を出して購入したお宅を、粗末に扱うのは気が咎めるような・・・・でも、この部屋を購入したオーナーの失敗だろうし、私たちに貸したのが失敗だったんだと、オーナーのせいにすることで、少し気持ちが治まっている今日このごろです。
2)イライラを通り越したら、のんびりした心構えがなにより必要。
前回の体験記にも書きましたが、電話が付かなかったのは、本当に不便でした。住み始めて1週間後に電話は使えるようになりましたが、マレーシア国内とシンガポールだけしか通じなかったのです。秋田の両親や柳の両親に電話をしようとして、夫に教えられたとうりに電話番号を押しても、ウンともスンとも言わない。
私の母は極度の心配性なので、とりあいず夫の携帯電話から電話しました。翌日夫はS女史経由でマレーシアテレコム(電話局)に問い合わせをしたら、「国際ラインはつなげていない」とのこと。電話番号の契約者は日本人ということで、申請しているのに、なんで国際ラインをつなげていないのだろうか?「大至急つなげてくれ」と依頼してから、3日後に通じるようになりました。
ほっとしたのもつかの間、回線が悪く、話をしている途中「プツン」と切れてしまったり、電話しようとしてボタンを押してもウンともスンとも音がしなかったり、変な雑音が聞こえてきたり
「一体なんなのよー!!」と怒り爆発。
テレコムのスタッフが点検に来たときに、言ったことばが「テレコムの電話機を使ったほうがいい」だって。我が家の電話機は、Fax&留守電付きの日本製。トランスにつなげて使っています。回線の問題を電話機のせいにされてしまいました。インターネットのプロバイダーはマレーシアテレコムのところを使っていますが、これがまた、接続するのが結構大変です。夜はほとんどつながらないし、途中で切断されるときもある。
というわけで、近々プロバイダーを変更する予定です。
4月中旬、月々のお給料が振り込まれる銀行口座を作るために、S女史と私たち夫婦3人で、銀行にいきました。申請書の必要項目に記入し、パスポートと一緒に提出しました。チェック(小切手)も一緒に作るとしたら、正確な金額は忘れてしまいましたが、1000リンギット入金しなくてはいけないといわれました。マレーシアでは、公共料金の支払いなどで、自動引き落としのシステムがまだ無いので、小切手をきって郵送して支払います。電気、電話、水道、インターネット、ケーブルTV、私の携帯電話の請求はすべて会社に届く事にして、給料日に精算することにしてあるので、我が家には小切手は不要なので、持参金100リンギットポッキリ入金しました。
そこの銀行で、手続き完了を待つ事1時間。シンガポールでは10分もかからなかったはず。夫とS女史はなにやら話をしていましたが、私は昼食後ということで眠くなってしまって、思わず座ったままウトウト。ふと気が付くと二人はまだ話をしている。時計をみてビックリ。私は30分グッスリ寝てしまっていました。銀行に来てかれこれ45分経過。店内には私たち以外二人のお客だけなのに・・・・・
「まだかなぁ〜、なにやってんのかね」と1時間過ぎたときにはイライラ状態。
やっと手続きが完了して、受け取った預金通帳は磁気のついていない通帳で、中を見ると日にちや残高を書き込む欄は空白で、その欄外のところに、日にちと残高が3段もコンピュータで打ち込まれていました。「コンピューターの調子がわるいから」と言って、日本でいう訂正印のようにサインをして、「これで大丈夫だ」と言う。夫は「3段も書かれているから300リンギットじゃないの?」なんて冗談を言っていたけど、「1時間も掛けてこんなお粗末でいいわけ?」笑えるわけが無い。おまけにキャッシュカードはできたら連絡をするとのこと。
5月までは、シンガポールの事務所から給料がでていたので、シンガポールにお金を引き出しに行って、リンギットに換金してマレーシアで使っていました。だから1ヶ月半ほど銀行に関しては無頓着でいました。いよいよ6月から、マレーシアの事務所からお給料がもらえると言う事で、
すでに口座にはお給料は振り込まれているというのに・・・・・銀行に行ってからすでに、2ヶ月が経過した頃、暗証番号を記した封書が届き、その数日後、「キャッシュカードを受け取りに来るように」と手紙が来たので、夫に行ってもらいました。夫は仕事が忙しく、なかなか銀行に行く時間が取れず、本当にこれにもヤキモキさせられました。
銀行に口座を作りに行ったあと、ケーブルTVの手続きに行きました。やっとカウンターで申し込みをする時点になって、一番仕事のできない人に当たってしまい、「あーでもない、こーでもない、ちょっと待ってくれ」で、私が切れる前に夫が切れてしまいました。私とS女史とで、「まぁまぁ」となんとかなだめて、やっと手続きが終わった時は、夕方。S女史は中国系マレーシア人。S女史さえ切れる寸前だったみたい。自分の国でありながら「もうマレーシアスタイルで、うんざりする」と言っていたのには、私は同意したいんだけど、そうするとS女史の事も非難してしまうような気がして、小心者だから笑ってごまかしたりして・・・・S女史は、仕事はテキパキとこなすし、物事をはっきりさせないと気が済まない人で、意見もしっかり話す、バリバリのキャリアウーマン。すごく頼れるお姉さまなのです。
その日は「あーぁ疲れたぁ」と私が言うと「柳婦人は寝てたでしょ」と日本語でぴしゃりとS女史につっこみを入れられちゃいました。
他にも手続きをするはずが、2個所だけしかできなかったのです。銀行も、MAXSI(ケーブルTVの申し込むところ)も、待たせたからといって
日本のように「大変お待たせしました」の一言も無し。「やってあげてるんだよ」っていう態度。シンガポールも同じですが、マレーシアでも愛想を求めてはいけません。よく出張に来る人達は、「マレーシアの人は愛想がないね。」と言われますが、愛想を求めて接するととっても寂しい思いをするわけです。中には、とっても愛想のいいマレーシア人も数えるほどいますが、そういう人と接することが出来た人はラッキーな人なのかも・・・・・
それからもう一つ、コンドミニアムの隣に、クラブハウスが在りますがそこのメンバーズカードが、これまた3ヶ月後のつい最近出来上がり、やっとクラブハウスがつかえるようになりました。クラブハウスには、テニスコート、スカッシュコート、プール、ジム、レストラン、ディスコ、子供の遊び場、エステサロン、などが入っています。この近辺では有名なクラブハウスのようで、車で来て夜遅くまで、賑わっています。
我が家のリビングルームからは、テニスコートとプールがよく見えるけど、つい最近までは見るだけしかできませんでした。
メンバーズカードの申請でオーナーが不動産のスタッフに書類を渡したそうですが、そのスタッフがそれを受け取った後に、休暇を取ってしまい、会社に出勤してこないと手続きができないと言う事で遅れたわけです。察しがつくように、またしてもここで私は切れました。
「しっかり仕事をこなしてから休みを取るのは日本人。マレーシア人はそうじゃなかったってことだよ。」と夫が言うのには、「なるほどね」と諦めるしかない。待ちに待って待ちくたびれた頃、やっとメンバーズカードが手に入ったので、「頻繁に利用してやるぅ〜!!」と意気込んでいるわけです。
このようなことから、マレーシアではのんびりと、おおらかな気持ちで生活しないと、身が持たないかもしれない事を感じ、そこまで出来なかったら、S女史が言うように「マレーシアスタイル」と諦めたほうが、家庭不和にもならないことがわかったのです。私たち二人の口癖は、「マレーシアだから・・・・」「マレーシアらしいよね。」
3)私が1日100歩の理由。
私が住んでいるコンドミニアムに決めた1つの理由に、近くにショッピングモールがあったからです。映画館やアイススケートリンク、ボーリング場も在ります。部屋を探しに来たときに、そのショッピングモールに行ってみると規模が大きくて、たくさんのお店が入っているので「ここだったら、暇なときに遊びにこれるかも・・」と思い、ちょっと楽しみにしていたのですが、いざ住んでから行ってみると1時間ぐらいでほとんど歩き尽くしてしまうし、あまり興味のあるお店も無いことがわかり、ガックリ。ショッピングモールまで歩ける距離だけど、歩いてみると20分近くかかるし、
おまけに炎天下の日陰の無いところをテクテクと歩かないといけない。3ヶ月ばかりの間に私は2回歩いていきました。
シンガポールも同じですがマレーシアも夜10時ぐらいまで、デパートやスーパーが開いているので、夫が帰ってきてから車で買い物に行ったり出来るから、わざわざ炎天下を歩かなくてもいいし、荷物も持ってくれるから、私としてはとても楽チン。だから、クラブハウスも使えなかったし、特に日中の用事も無いので、ほとんど家に閉じこもっていて、1週間の4日ぐらいは多分、1日100歩ほどしか歩いていないのかも・・・・
夫に「そのうち足が退化しちゃうかもよ」と脅かされたり、「今日何歩歩いた?」なんていやみを言われています。ゴルフに行ったり、1日中出掛けたりした夜は、足が疲れて苦しくて眠れなくなることがあるので、夫の言葉を思い出し、これはヤバイって感じで慌ててストレッチをやってみたりしています。
日本人が80%ぐらい住んでいるコンドミニアムは、KL市内のそごうや主要デパートまで、無料のシャトルバスがでているらしく、気軽に買い物に行けること。日本人好みの部屋造りになっていて、きれい。人間関係的に、わずらわしい事もありけど、いろいろな情報は入って来るし、
友達もわりと簡単にできる。などの利点があるようです。私の住んでいるコンドミニアムには、日本人が10世帯ほど。シャトルバスなんていうのはもちろん存在しないし、あまり出掛けないから、コンドミニアム内で日本人の方をいまだに見かけません。
私がマレーシアに来てから出不精になり、いまだに友達もいないのは、やはり家探しの失敗からくるものなのか、ただただ私がズボラな
だけなのか、んーーーなかなか難しい。でも足の退化だけは避けたい。
4)深刻だった水不足。今は・・・・
マレーシアに引っ越してくる前から、クアラルンプール(KL)とセランゴール州(私が住んでいる州)は、深刻な水不足で、給水制限をするようなことは新聞に出ていたので知っていました。がまさか私自身が直面するとは・・・・
引っ越してきてから、一連の部屋の欠陥のほかに、悩まされたのが水です。現在も続いているから困っちゃう。洗濯機の水が茶色。ずっと使われていなかったからだと思い、数回から回しをしたのですが、若干薄茶になる程度。「まぁ、これぐらいなら」と諦めて洗濯すると、夫の白いTシャツ、私の白の下着がチャッチャイロォー・・・。大ショック。
家事のなかで、洗濯したものをパンパンと干す事が一番好きなのに、それが、一番苦痛でストレスに・・・だから、なるべく白いものは着ないようにしていますが、夫は汗っかきで、Yシャツの下にはどうしても着ないといけない。洗いあげたTシャツを見ると、そのTシャツを着る夫さえも憎らしくなり、ワナワナ状態。
水道の水や、シャワーも、若干茶色の水だったので、キッチンの水道には浄水機をつけて、食器を洗ったり、野菜を洗ったりするのは浄水機の水を使っています。いくら浄水機で洗ったとしても、あまり信用できないので、生野菜はほとんど食べていなし、調理の水はミネラルウォーターを使っています。話では、洗濯機の茶色の水に悩まされている人は多いらしく、洗濯機専用の浄水機が売られているそうです。
4月の下旬、夫は会社で「給水制限で断水になるらしい」と言う話を聞いてきました。話では地区ごとに、曜日が決まっていて、AM11:00〜PM11:00まで断水になるという。それで慌てて大き目のバケツを買いに行きました。そういった行動は私たちだけではなかったようです。
バケツが売れに売れて、売り切れのお店もでたり、トラックにバケツをつんで路上販売する抜け目のない商売をする人がいたり、バケツの値段が高くなったりとバケツ騒動と言われるぐらい、大騒ぎになりました。
断水日の日程がいいかげんで、会社がある地区では突然断水になり、バケツに水を溜めていなかったため、トイレも使う事が出来ず、その日は就業時間を切り上げなくてはいけなかったようです。私の住んでいる地区も、そろそろ断水になるだろうということで、バケツに水を溜めていたのですが、一向に断水になる気配がない。ずーっとためておくわけにはいかないので、掃除用に使ったり、そのままザァーッと流してしまったり、もったいないことをしてました。
コンドミニアム内の噴水もジャンジャンでているから、「私たちは免れるのかも」と思っていた矢先、とうとう断水になってしまいました。なんのお知らせもなかったから、バケツに水を溜めていなかったので、慌てた慌てた。洗面台の水が若干出たので、3個買ってあった、バケツの2個まで水を溜めることが出来ました。
その日は土曜日で、ゴルフに行ってきたので、シャワーはゴルフ場で浴びたし、翌日もゴルフに行けたので、そこでシャワーを浴びました。
月曜日の朝、水は出るようになりましたが、まる二日水がでなかったため、またしても、水道の水はマッ茶色。洗濯機の水も同じで、その日は洗濯できない程ひどかった。翌火曜日、会社の近くのスタッフのお宅で洗濯させてもらいました。そこの洗濯機の水も、我が家よりちょっとマシな程度。ピッタリと断水になったのは、あの時だけですが、なんと我が家のトイレの水はいまだに断水なんです。シャワーの勢いも前より落ちてしまっています。
シャワーでバケツに水を溜めて、持つところが付いているボールで、便器のタンクの部分の蓋(結構重い)を開けて、そこに水を入れて流していました。これって、すごく面倒くさい。ボール1杯では流れやしない。5杯?くらいでやっと流せるぐらいの水量。並々に水を張った大き目のバケツでも2回も流せない。1回流すのに、これだけの水を使っていたのかと初めて知ったわけです。
ある夜、夫は手を滑らせ、タンクの蓋をガッシャンと木っ端微塵に割ってしまいました。でも、タンクの蓋をいちいち持ったりする必要が無くなり、今では便器のすぐ横がバスタブになっているので、水をバケツに溜めるのをやめて、シャワーのノズルをタンクの淵にちょこんと掛けて水を溜めて流すようにしています。これのほうがまだ楽チン。でも流れる分の水が溜まるまでジーッと見ているのも疲れるから、ちょっとTVを見にいったりしているうちに、ジャージャー水があふれちゃったりする事も度々。タンクの内部のしくみをこの年で始めて知りました。それに、シンガポールの友達のお宅拝見をしたときに、みんなバスルームをすごくきれいにしていて、タンクの上に小物や芳香剤などを置いてかわいくしていたので、私も「マレーシアに引っ越したらかわいくしようっと」と思い香りのする石や、トイレに飾るための小物を用意しているというのに、私の淡い夢は無残にも打ち砕かれ、我が家のタンクは内臓部丸出しの哀れな姿を今現在さらけ出しているわけです。
でも、我が家はまだ良い方だそうです。何日も断水が続いて、水が出てもほんのわずかな時間だったりするコンドミニアムがあったらしく、そこに住んでいる日本人家族は水がでるコンドミニアムに次々と引っ越しをしていたそうです。また、給水車によって水を確保しなくてはいけない所もあったようです。それが、給水車がいつ回ってくるか決まっていないらしく、夜となく昼となく回ってくるので、たまたま家にいた人だけが、水を
確保できるとのこと。
先日夜10時半ぐらいに、用事があり会社に行ったとき、給水車がクラクションを鳴らして通りすぎていきました。各家からバケツを3つ4つも持って、給水を受けていました。並々に水が入ったバケツを自宅まで運ぶのも、大変な苦労のようです。
日中の大雨のなか給水車がやってきて、きれいな水を確保するためなのに、バケツには雨水が入ってしまっていて、給水を受ける人たちはずぶ濡れ状態だったという、なんとも気の毒なこともありました。
車に空のバケツを積んできて、給水を受けている人も見掛けた事がありますが、あの並々に入った水をこぼさずに、車で運ぶなんて、そういう競争したときは、マレーシア人はギネスにも載れるほどの業師なのかも知れません。
ジャカルタで暴動が起きたとき、日本人の駐在員家族はものすごい恐怖を体験したわけですが、それに比べたら水が黄色いだの、トイレの水がでないだのということは、たいした事ではないのかもと、気持ちの持ち方を切り替えていますが、こんなに水に不自由したことは今まで生きていて直面したことがなかったので本当に戸惑っている事は事実なんです。
ところが、みんな大変な思いをしているのかと思いきや、高級住宅街いわゆるお金持ちの住む家付近は、断水にはならなかったようだし、マレーシアでは各州に王様が住んでいるのですが、その付近の住人や、付近のコンドミニアムに住んでいる日本人も全く被害に遭遇しなかったようです。ここでも、家探しの失敗を、実感するはめに・・・・まぁまぁ話題の種には十分な体験をしたということにしておこう。
ところで、断水になっている理由を人づてに噂で聞くところによると、またまた腹がたつ。
エルニーニョ現象により前代未聞の水不足は、雨の降水量が少ないからだと公では言われているけど、私の住んでいるところは、毎日夕方スゴイ雨が降ります。こんなに毎日降っているのになぜ?1つは、ダムが在るところに雨が降らないらしい。だからここの地区に降っても無駄で、水はけの悪いところではちょっとした洪水になっている。雨は降るべきところを間違えているらしい。
2つめは、あちらこちらで工事をしていて、知識のないワーカーが配管を壊してしまっていることと、配管の老朽化が進み、しっかり整備していないため、必要のないところにジャンジャン水が溢れているらしい。
3つめは、KLやセランゴール州の人口が急激に増えたので、1つしかないダムでは、補いきれないらしい。
異常気象のせいにしているけど、実は人災のようなのです。
今マレーシアでは建築ラッシュで、道路や、巨大ショッピングセンターやオフィスビル等を建築していますが。よくよく見てみるとショッピングセンターには、あまりテナントが入っていなくて外見は立派だけど、中は閑散とているところもあるし、広範囲で3階建てぐらいの小売店が入る予定だった建物もほとんどシャッターが閉まっているところが目立つ。
「意味のないものを建てるより、ダムを建設しろォー!!」と叫びたい気持ちは私だけではないはず。人種は違っても、快適にすごしたいと願っているのは皆同じことだから、一刻もはやく改善してもらいたいものです。
マレーシアスタイルになかなか馴染めなかった私は、1つ1つの物事に対してイライラ、ワナワナの連続でしたが、最近では「なるほどね」とか
「そういう風にするんだ?」と妙に落ち着いて、興味深く人物観察が出来るようになりました。
私のストレスはこの体験記によって随分と解消でき、すっきりした気分で、次回からは楽しかった出来事などを書きたいと思います。でも・・・・・・・・・次回は忘れないうちに、とんでもないCARACCIDENTに遭遇した事についてです。日本では多分1台も走っていない、Made
In Malaysiaの車の紹介もしたいと思います。
3)
今回は、住んでみて発覚したいろいろな事実と、生活上の不便さや、
マレーシアのちょっとした横顔などを書いてみようと思います。
またまた愚痴になりそうなよ・か・ん。
1)住んでみて発覚した部屋の欠陥。
部屋の広さ的は、私たちにとっては十分するぎる広さですが、
それに伴わない照明。部屋の明かりを全部つけても、なんか
薄暗い。
洗面台の配管からの水漏れ。ガスコンロの一番使用頻度
のたかいコンロの1つに火がつかない。
これらの事をクレームとして、S女史がオーナーに話してくれました。
一番最初に修理に来てもらったときは、夫は立ち会う事ができなかった
ので、会社のスタッフでアラブ系のターバンを巻いたガタイのいい
おじさん(Mr.K)が立ち会ってくれました。
私一人では、うまく説明できないだろうし、Mr.Kがついてくれていたら
みんな安心ということで。
修理に来た人は、中国系マレーシア人。英語はあまり話せないとのこと。
シンガポーリアン、マレーシアン特有の時間を守らない事は、
承知していたけど、やはりお約束どうり、1時間遅れ。
しかも手ぶら。まずは状況をみてから、修理の道具をもってくると言うので
修理のしてもらいたい個所を説明すると、「照明は中の蛍光燈を変えても
明るさは同じだから、修理しない」という。昼間に修理に来て、電気をつけて
みたって、わかりっこないなずなのに・・・
何度私が聞いても、「同じだから」としか言わず取り合ってくれない。
配管の修理をするために、道具を取りにいったら、なかなか戻ってこない。
どんなたくさんの道具をもってくるのだろうと、思いながら待っていると、
修理屋の手には、ビニールテープ1つだけ。
「それ1つ持ってくるのに、なんでこんなに時間がかかるのよ!」、
思わず日本語で言ってしまったら、Mr.Kと修理屋は「?」って感じ
だったけど、私の顔つきで、怒っていることに察しがついたよう。
その日は、テープ1つで、なんとか配管の水漏れは治ったけど、それだけ。
ガスのほうは器材がないため、また改めて来ることになりました。
れから1週間ばかりして、夕方ものすごい雷雨になり、窓を全部閉めて
止むのを待っていたとき、寝室のほうのカーテンが
ユラユラゆれていて、不思議に思いいってみると。
なんとサッシの隙間から雨水が入り込んでいて
窓側絨毯張りの床の一部がビショビショ。
もう大ショック、私は固まってしまいました。
寝室側のほうにも、ベランダと大きな窓があるけど、向かい側が
工事をしているので、砂埃が入ってくるから一度も開けたことがありません
でした。そういえば、ちゃっちい白いタンスの上を拭くたびに、雑きんが黒くなっ
ていたのは、なんとサッシの隙間からの砂埃だったことがわかりました。
よくよく見てみると、3枚のサッシが重なっているのでその、つなぎの部分の
隙間と、閉めたときに下のほうは閉まっているのに、上の方が1cmほど
隙間が空いていることも発覚。
すぐさま夫に電話をして「もう家の中がびしょ濡れェ〜、どうにかしてよ」
と大袈裟に、怒りまくったわけです。
夫も事態を重く見て、「すぐ修理しろ!」と命令口調でS女史経由で
修理やに依頼しました。
二日後、例の修理屋は3人のインディアンの男の人達をつれてきました。
全員手ぶら。
その日は、Mr.Kは仕事で立ち会ってもらえず、私一人で身振り手振りで
説明しました。修理屋は窓を見に来たけど、他の3人は椅子に座って
ベラベラ話をしてるだけ。
修理屋ひとりで、窓をチェックして、ガスのほうをもう一度チェックして、
「今日はできない。」と平気な顔をして言うから、「何言ってんのこのおやじは?
」もう眉間にしわを寄せて「何しに今日は来たのよ」と聞くと、
帰ってきた言葉は「見に来た」。私は唖然呆然。
「来週の月曜日また来るから」と言って4人は帰っていきました。
他の3人はなにをしにきたのだろうか?4人で来た意味が私にはどうしても
理解できませんでした。
夫は「治った?」と明るい声で電話してきたので、「見に来ただけだって!」
と怒りの捌け口はまたしても夫に向けてしまったわけです。
案の定月曜日、待てど暮らせど修理屋は来ませんでした。
金曜日、夫から「昼過ぎに修理屋がいくらしい」と電話があったので、待っていた
けど来ませんでした。
あれから2ヶ月、いまだに修理屋は来る気配がありません。
ガスコンロは4つ付いているうちの3つを使って、料理しています。
さらに、寝室の二つある照明の1つは付かなくなってしまったし、
寝室のエアコンをつけるとやかましい音がしたり、おまけに水漏れも
しだす始末。カーテンレールのネジが取れていて斜めになってるし・・・
ちゃっちいタンスの引き出しが壊れていたし・・・・
等などの欠陥が住んでいるうちに解決するかどうか、誰もわかりっこない。
隙間だらけの窓は、ガムテープをべたべた張って、
応急措置をしてあります。
私たちが住んでいる間は、寝室の窓を開ける事は絶対無いと思います。
夫は「後が付いちゃうかもよ」と心配しているけど、私は
「しったこっちゃない!!」と一言。
確かによそ様が高いお金を出して購入したお宅を、粗末に
扱うのは気が咎めるような・・・・
でも、この部屋を購入したオーナーの失敗だろうし、私たちに
貸したのが失敗だったんだと、オーナーのせいにすることで、
少し気持ちが治まっている今日このごろです。
2)イライラを通り越したら、のんびりした心構えがなにより必要。
前回の体験記にも書きましたが、電話が付かなかったのは、
本当に不便でした。住み始めて1週間後に電話は使えるように
なりましたが、マレーシア国内とシンガポールだけしか通じなかったのです。
秋田の両親や柳の両親に電話をしようとして、夫に教えられたとうりに
電話番号を押しても、ウンともスンとも言わない。
私の母は極度の心配性なので、とりあいず夫の携帯電話から
電話しました。翌日夫はS女史経由でマレーシアテレコム(電話局)
に問い合わせをしたら、「国際ラインはつなげていない」とのこと。
電話番号の契約者は日本人ということで、申請しているのに、
なんで国際ラインをつなげていないのだろうか?
「大至急つなげてくれ」と依頼してから、3日後に通じるようになりました。
ほっとしたのもつかの間、回線が悪く、話をしている途中「プツン」と
切れてしまったり、電話しようとしてボタンを押してもウンともスンとも
音がしなかったり、変な雑音が聞こえてきたり
「一体なんなのよー!!」と怒り爆発。
テレコムのスタッフが点検に来たときに、言ったことばが「テレコム
の電話機を使ったほうがいい」だって。
我が家の電話機は、Fax&留守電付きの日本製。トランスに
つなげて使っています。
回線の問題を電話機のせいにされてしまいました。
インターネットのプロバイダーはマレーシアテレコムのところを
使っていますが、これがまた、接続するのが結構大変です。
夜はほとんどつながらないし、途中で切断されるときもある。
というわけで、近々プロバイダーを変更する予定です。
4月中旬、月々のお給料が振り込まれる銀行口座を作るために、
S女史と私たち夫婦3人で、銀行にいきました。
申請書の必要項目に記入し、パスポートと一緒に提出しました。
チェック(小切手)も一緒に作るとしたら、正確な金額は
忘れてしまいましたが、1000リンギット入金しなくてはいけないと
いわれました。マレーシアでは、公共料金の支払いなどで、自動引き落とし
のシステムがまだ無いので、小切手をきって郵送して支払います。
電気、電話、水道、インターネット、ケーブルTV、私の携帯電話の
請求はすべて会社に届く事にして、給料日に精算することにしてある
ので、我が家には小切手は不要なので、持参金100リンギットポッキリ
入金しました。
そこの銀行で、手続き完了を待つ事1時間。シンガポールでは
10分もかからなかったはず。
夫とS女史はなにやら話をしていましたが、私は昼食後ということで
眠くなってしまって、思わず座ったままウトウト。
ふと気が付くと二人はまだ話をしている。時計をみてビックリ。
私は30分グッスリ寝てしまっていました。銀行に来てかれこれ45分経過。
店内には私たち以外二人のお客だけなのに・・・・・
「まだかなぁ〜、なにやってんのかね」と1時間過ぎたときには
イライラ状態。
やっと手続きが完了して、受け取った預金通帳は磁気のついて
いない通帳で、中を見ると日にちや残高を書き込む欄は
空白で、その欄外のところに、日にちと残高が3段もコンピュータ
で打ち込まれていました。「コンピューターの調子がわるいから」
と言って、日本でいう訂正印のようにサインをして、「これで大丈夫だ」
と言う。夫は「3段も書かれているから300リンギットじゃないの?」
なんて冗談を言っていたけど、「1時間も掛けてこんなお粗末で
いいわけ?」笑えるわけが無い。おまけにキャッシュカードはできたら
連絡をするとのこと。
5月までは、シンガポールの事務所から給料がでていたので、
シンガポールにお金を引き出しに行って、リンギットに換金して
マレーシアで使っていました。だから1ヶ月半ほど銀行に関しては
無頓着でいました。
いよいよ6月から、マレーシアの事務所からお給料がもらえると言う事で、
すでに口座にはお給料は振り込まれているというのに・・・・・
銀行に行ってからすでに、2ヶ月が経過した頃、暗証番号を
記した封書が届き、その数日後、「キャッシュカードを
受け取りに来るように」と手紙が来たので、
夫に行ってもらいました。夫は仕事が忙しく、なかなか
銀行に行く時間が取れず、本当にこれにもヤキモキ
させられました。
銀行に口座を作りに行ったあと、ケーブルTVの手続きに行きま
?
やっとカウンターで申し込みをする時点になって、一番仕事の
できない人に当たってしまい、「あーでもない、こーでもない、
ちょっと待ってくれ」で、私が切れる前に夫が切れてしまいました。
私とS女史とで、「まぁまぁ」となんとかなだめて、
やっと手続きが終わった時は、夕方。
S女史は中国系マレーシア人。S女史さえ切れる寸前だったみたい。
自分の国でありながら「もうマレーシアスタイルで、うんざりする」
と言っていたのには、私は同意したいんだけど、そうすると
S女史の事も非難してしまうような気がして、小心者だから
笑ってごまかしたりして・・・・
S女史は、仕事はテキパキとこなすし、物事をはっきりさせないと
気が済まない人で、意見もしっかり話す、バリバリのキャリアウーマン。
すごく頼れるお姉さまなのです。
その日は「あーぁ疲れたぁ」と私が言うと「柳婦人は寝てたでしょ」と
日本語でぴしゃりとS女史につっこみを入れられちゃいました。
他にも手続きをするはずが、2個所だけしかできなかったのです。
銀行も、MAXSI(ケーブルTVの申し込むところ)も、待たせたからといって
、日本のように「大変お待たせしました」の一言も無し。
「やってあげてるんだよ」っていう態度。シンガポールも同じですが、
マレーシアでも愛想を求めてはいけません。
よく出張に来る人達は、「マレーシアの人は愛想がないね。」
と言われますが、愛想を求めて接するととっても寂しい思いを
するわけです。
中には、とっても愛想のいいマレーシア人も数えるほどいますが、
そういう人と接することが出来た人はラッキーな人なのかも・・・・・
それからもう一つ、コンドミニアムの隣に、クラブハウスが在りますが
そこのメンバーズカードが、これまた3ヶ月後のつい最近
出来上がり、やっとクラブハウスがつかえるようになりました。
クラブハウスには、テニスコート、スカッシュコート、プール、ジム、
レストラン、ディスコ、子供の遊び場、エステサロン、などが
入っています。この近辺では有名なクラブハウスのようで、
車で来て夜遅くまで、賑わっています。
我が家のリビングルームからは、テニスコートとプールがよく
見えるけど、つい最近までは見るだけしかできませんでした。
メンバーズカードの申請でオーナーが不動産のスタッフに書類を
渡したそうですが、そのスタッフがそれを受け取った後に、
休暇を取ってしまい、会社に出勤してこないと
手続きができないと言う事で遅れたわけです。
察しがつくように、またしてもここで私は切れました。
「しっかり仕事をこなしてから休みを取るのは日本人。マレーシア人
はそうじゃなかったってことだよ。」と夫が言うのには、
「なるほどね」と諦めるしかない。
待ちに待って待ちくたびれた頃、やっとメンバーズカードが
手に入ったので、「頻繁に利用してやるぅ〜!!」と
意気込んでいるわけです。
このようなことから、マレーシアではのんびりと、おおらかな気持ちで
生活しないと、身が持たないかもしれない事を感じ、
そこまで出来なかったら、S女史が言うように
「マレーシアスタイル」と諦めたほうが、家庭不和にも
ならないことがわかったのです。
私たち二人の口癖は、「マレーシアだから・・・・」「マレーシアらしいよね。」
3)私が1日100歩の理由。
私が住んでいるコンドミニアムに決めた1つの理由に、近くにショッピング
モールがあったからです。映画館やアイススケートリンク、ボーリング場
も在ります。部屋を探しに来たときに、そのショッピングモールに行ってみると
規模が大きくて、たくさんのお店が入っているので「ここだったら、暇なときに
遊びにこれるかも・・」と思い、ちょっと楽しみにしていたのですが、
いざ住んでから行ってみると1時間ぐらいでほとんど歩き尽くしてしまうし、
あまり興味のあるお店も無いことがわかり、ガックリ。
ショッピングモールまで歩ける距離だけど、歩いてみると20分近くかかるし、
おまけに炎天下の日陰の無いところをテクテクと歩かないといけない。
3ヶ月ばかりの間に私は2回歩いていきました。
シンガポールも同じですがマレーシアも夜10時ぐらいまで、デパートや
スーパーが開いているので、夫が帰ってきてから車で買い物に
行ったり出来るから、わざわざ炎天下を歩かなくてもいいし、
荷物も持ってくれるから、私としてはとても楽チン。
だから、クラブハウスも使えなかったし、特に日中の用事も無いので、
ほとんど家に閉じこもっていて、1週間の4日ぐらいは
多分、1日100歩ほどしか歩いていないのかも・・・・
夫に「そのうち足が退化しちゃうかもよ」と脅かされたり、「今日何歩歩いた?」
なんていやみを言われています。
ゴルフに行ったり、1日中出掛けたりした夜は、足が疲れて苦しくて眠れなく
なることがあるので、夫の言葉を思い出し、これはヤバイって感じで
慌ててストレッチをやってみたりしています。
日本人が80%ぐらい住んでいるコンドミニアムは、KL市内のそごうや主要デパ
ート
まで、無料のシャトルバスがでているらしく、気軽に買い物に行けること。
日本人好みの部屋造りになっていて、きれい。
人間関係的に、わずらわしい事もありけど、いろいろな情報は入ってい来るし、
友達もわりと簡単にできる。などの利点があるようです。
私の住んでいるコンドミニアムには、日本人が10世帯ほど。
シャトルバスなんていうのはもちろん存在しないし、あまり出掛けないから、
コンドミニアム内で日本人の方をいまだに見かけません。
私がマレーシアに来てから出不精になり、いまだに友達もいないのは、
やはり家探しの失敗からくるものなのか、ただただ私がズボラな
だけなのか、んーーーなかなか難しい。でも足の退化だけは避けたい。
4)深刻だった水不足。今は・・・・
マレーシアに引っ越してくる前から、クアラルンプール(KL)と
セランゴール州(私が住んでいる州)は、深刻な水不足で、給水制限を
するようなことは新聞に出ていたので知っていました。
がまさか私自身が直面するとは・・・・
引っ越してきてから、一連の部屋の欠陥のほかに、悩まされたのが
水です。現在も続いているから困っちゃう。
洗濯機の水が茶色。ずっと使われていなかったからだと思い、
数回から回しをしたのですが、若干薄茶になる程度。
「まぁ、これぐらいなら」と諦めて洗濯すると、夫の白いTシャツ、私の
白の下着がチャッチャイロォー・・・。大ショック。
家事のなかで、洗濯したものをパンパンと干す事が一番好きなのに、
それが、一番苦痛でストレスに・・・
だから、なるべく白いものは着ないようにしていますが、夫は汗っかき
で、Yシャツの下にはどうしても着ないといけない。洗いあげたTシャツを
見ると、そのTシャツを着る夫さえも憎らしくなり、ワナワナ状態。
水道の水や、シャワーも、若干茶色の水だったので、キッチンの
水道には浄水機をつけて、食器を洗ったり、野菜を洗ったりするのは
浄水機の水を使っています。いくら浄水機で洗ったとしても、
あまり信用できないので、生野菜はほとんど食べていなし、調理の
水はミネラルウォーターを使っています。
話では、洗濯機の茶色の水に悩まされている人は多いらしく、洗濯機
専用の浄水機が売られているそうです。
4月の下旬、夫は会社で「給水制限で断水になるらしい」と言う話を
聞いてきました。話では地区ごとに、曜日が決まっていて、
AM11:00〜PM11:00まで断水になるという。
それで慌てて大き目のバケツを買いに行きました。そういった行動は
私たちだけではなかったようです。
バケツが売れに売れて、売り切れのお店も
でたり、トラックにバケツをつんで路上販売する抜け目のない商売を
する人がいたり、バケツの値段が高くなったりとバケツ騒動と言われるぐらい、
大騒ぎになりました。
断水日の日程がいいかげんで、会社がある地区では突然断水になり、
バケツに水を溜めていなかったため、トイレも使う事が出来ず、その日は
就業時間を切り上げなくてはいけなかったようです。
私の住んでいる地区も、そろそろ断水になるだろうということで、バケツに
水を溜めていたのですが、一向に断水になる気配がない。
ずーっとためておくわけにはいかないので、掃除用に使ったり、
そのままザァーッと流してしまったり、もったいないことをしてました。
コンドミニアムの近くには、ホテルやウォーターテーマパークがあり、
コンドミニアム内の噴水もジャンジャンでているから、「私たちは免れるのかも」
と思っていた矢先、とうとう断水になってしまいました。
なんのお知らせもなかったから、バケツに水を溜めていなかったので、
慌てた慌てた。洗面台の水が若干出たので、3個買ってあった、バケツの
2個まで水を溜めることが出来ました。
その日は土曜日で、ゴルフに行ってきたので、シャワーは
ゴルフ場で浴びたし、翌日もゴルフに行けたので、そこでシャワーを浴びました。
月曜日の朝、水は出るようになりましたが、まる二日水がでなかったため、
またしても、水道の水はマッ茶色。洗濯機の水も同じで、その日は洗濯できない
程ひどかった。翌火曜日、会社の近くのスタッフのお宅で洗濯させてもらいました
。
そこの洗濯機の水も、我が家よりちょっとマシな程度。
ピッタリと断水になったのは、あの時だけですが、なんと我が家のトイレの水は
いまだに断水なんです。
シャワーの勢いも前より落ちてしまっています。
シャワーでバケツに水を溜めて、持つところが付いているボールで、便器のタンク
の部分の蓋(結構重い)を開けて、そこに水を入れて流していました。
これって、すごく面倒くさい。ボール1杯では流れやしない。
5杯? ョらいでやっと流せるぐらいの水量。並々に水を張った大き目のバケツでも
2回も流せない。1回流すのに、これだけの水を使っていたのかと
初めて知ったわけです。
ある夜、夫は手を滑らせ、タンクの蓋をガッシャンと木っ端微塵に割ってしまいま
した。
でも、タンクの蓋をいちいち持ったりする必要が無くなり、今では便器のすぐ
横がバスタブになっているので、水をバケツに溜めるのをやめて、
シャワーのノズルをタンクの淵にちょこんと掛けて水を溜めて流すようにしていま
す。
これのほうがまだ楽チン。でも流れる分の水が溜まるまでジーッと見ているのも
疲れるから、ちょっとTVを見にいったりしているうちに、ジャージャー水が
あふれちゃったりする事も度々。
タンクの内部のしくみをこの年で始めて知りました。
それに、シンガポールの友達のお宅拝見をしたときに、みんなバスルーム
をすごくきれいにしていて、タンクの上に小物や芳香剤などを置いて
かわいくしていたので、私も「マレーシアに引っ越したらかわいく
しようっと」と思い香りのする石や、トイレに飾るための小物を用意している
というのに、私の淡い夢は無残にも打ち砕かれ、我が家の
タンクは内臓部丸出しの哀れな姿を今現在さらけ出しているわけです。
でも、我が家はまだ良い方だそうです。
何日も断水が続いて、水が出てもほんのわずかな時間だったり
するコンドミニアムがあったらしく、そこに住んでいる日本人家族は
水がでるコンドミニアムに次々と引っ越しをしていたそうです。
また、給水車によって水を確保しなくてはいけない所もあったようです。
それが、給水車がいつ回ってくるか決まっていないらしく、
夜となく昼となく回ってくるので、たまたま家にいた人だけが、水を
確保できるとのこと。
先日夜10時半ぐらいに、用事があり会社に行ったとき、給水車がクラクションを
鳴らして通りすぎていきました。
各家からバケツを3つ4つも持って、給水を受けていました。
並々に水が入ったバケツを自宅まで運ぶのも、大変な苦労のようです。
日中の大雨のなか給水車がやってきて、きれいな水を確保するためなのに、
バケツには雨水が入ってしまっていて、給水を受ける人たちはずぶ濡れ
状態だったという、なんとも気の毒なこともありました。
車に空のバケツを積んできて、給水を受けている人も見掛けた事が
ありますが、あの並々に入った水をこぼさずに、車で運ぶなんて、
そういう競争したときは、マレーシア人はギネスにも載れるほどの
業師なのかも知れません。
ジャカルタで暴動が起きたとき、日本人の駐在員家族はものすごい
恐怖を体験したわけですが、それに比べたら水が黄色いだの、トイレの水が
でないだのということは、たいした事ではないのかもと、
気持ちの持ち方を切り替えていますが、こんなに水に不自由したことは
今まで生きていて直面したことがなかったので本当に戸惑っている事は
事実なんです。
ところが、みんな大変な思いをしているのかと思いきや、高級住宅街
いわゆるお金持ちの住む家付近は、断水にはならなかったようだし、
マレーシアでは各州に王様が住んでいるのですが、その付近の
住人や、付近のコンドミニアムに住んでいる日本人も
全く被害に遭遇しなかったようです。
ここでも、家探しの失敗を、実感するはめに・・・・
まぁまぁ話題の種には十分な体験をしたということにしておこう。
ところで、断水になっている理由を人づてに噂で聞くところによると、
またまた腹がたつ。
エルニーニョ現象により前代未聞の水不足は、雨の降水量が少ない
からだと公では言われているけど、私の住んでいるところは、毎日
夕方スゴイ雨が降ります。こんなに毎日降っているのになぜ?
1つは、ダムが在るところに雨が降らないらしい。だからここの地区に
降っても無駄で、水はけの悪いところではちょっとした洪水になっている。
雨は降るべきところを間違えているらしい。
2つめは、あちらこちらで工事をしていて、知識のないワーカーが
配管を壊してしまっていることと、配管の老朽化が進み、
しっかり整備していないため、必要のないところにジャンジャン水が
溢れているらしい。
3つめは、KLやセランゴール州の人口が急激に増えたので、
1つしかないダムでは、補いきれないらしい。
異常気象のせいにしているけど、実は人災のようなのです。
今マレーシアでは建築ラッシュで、道路や、巨大ショッピングセンターや
オフィスビル等を建築していますが。よくよく見てみるとショッピングセンター
には、あまりテナントが入っていなくて外見は立派だけど、中は閑散と
しているところもあるし、広範囲で3階建てぐらいの小売店が入る予定だった
建物もほとんどシャッターが閉まっているところが目立つ。
「意味のないものを建てるより、ダムを建設しろォー!!」と叫びたい気持ちは
私だけではないはず? B
人種は違っても、快適にすごしたいと願っているのは皆同じことだから、
一刻もはやく改善してもらいたいものです。
マレーシアスタイルになかなか馴染めなかった私は、1つ1つの物事に
対してイライラ、ワナワナの連続でしたが、最近では「なるほどね」とか
「そういう風にするんだ?」と妙に落ち着いて、興味深く人物観察が出来るように
なりました。
私のストレスはこの体験記によって随分と解消でき、すっきりした気分で、
次回からは楽しかった出来事などを書きたいと思います。
でも・・・・・・・・・次回は忘れないうちに、とんでもないCAR
ACCIDENTに
遭遇した事についてです。日本では多分1台も走っていない、
Made In Malaysiaの車の紹介もしたいと思います。
伊藤さんへ。
我が家があるコンドミニアムと、我が家のリビングルームから
見える景色を添付しました。
なんか、すごく立派そうに見えるでしょう?
でも、中身はそん物なのです。今回もまたまた、愚痴ばかりで
長くなってしまって、すみません。
ヨロシクお願いします。
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