サンノゼでは林檎の花が咲く季節になりました。最近の天気を見ているとようやく雨期も終わりかな?と云う印象です。今年は平野部の雨はそれほど多くありませんでしたが、寒波によって山間部の積雪が多かった為に、夏の水不足の心配は無しと報道されていました。天気とは関わりないのですが、私たちの暮らす北カリフォルニアでは先週からガソリン価格が短期間の間に急騰、毎日のように値上がるガソリン価格に対して、少しでも安いガソリンを詰めておこうと云う顧客で、スタンドは異常な込み合いです。
理由は戦争とか産油国云々の問題でなく、1ケ月ほど前に北カリフォルニアのある企業の製油所で事故があり、そこが復旧しない内に最近、別の製油所で事故が発生し、そこも停止、加えて近隣の他の精油所4カ所の石油精製装置も不調で減産せざるを得ない状態と云う訳で、北カリフォルニア地域へのガソリンの供給量が大幅に減少している為、受給関係のバランスが崩れ、売値市場となってしまった為、1月前まで1ガロン(3.6リットル)が1ドル10セントであったガソリン価格が、なんと1週間の間に$1.60まで上昇、今週には$2.00になるだろうと新聞では報道されています。夏などの需要時期には価格が上がり、時期を過ぎれば下がるということで、ガソリン価格の変動には慣れていますが、一週間の間に50%近い値上げをしたり、倍になる等の噂を聞くと、幾らガソリンは安いとは云いながらも気になるところです。
増して今回の価格上昇は製油会社の事故が原因であり、結果として自らガソリンを十分に供給出来ないから、市場供給価格を上げるという、全く反省の無い元売りの値上げであり、何か企業のエゴそのものなんです。日本流の対応策であれば事故を起こした反省から、その企業はとにかく必要な供給量をどこからか確保して、値段を据え置くって云うのが普通?多分、アメリカ流の理論で値上げをしたら、国民総スカンを食らって社長は退陣と云うシナリオだと思うのですが?まあ、納得出来ない今回のガソリンの値上がり騒動。報道ではいずれ精油所の稼働が始まれば供給量は増えて価格は下がると云うものの面白くない話です。
それでなくてもカリフォルニアは産油州であるにも関わらずガソリン価格はハワイ並と云うぐらい他の州と比較しても割高なんです。よく気が付くことなんですがネバダ州境を入ったところから急にガソリン代が安くなる。ネバダ州では石油はとれないし精油所も無い。全てのガソリンはカリフォルニア州で精製されてネバダ州に運ばれているのにネバダ州のガソリンの方が平均的に安い?つまりカリフォルニア州のガソリンにかけている税率が高いんですね。
ではまた!