今日はアメリカはメモリアルデーの祝日で3連休の終わりの日です。日本と比べて、祝日が非常に少ないアメリカ人にとっては貴重な公休なのですが、独立記念日、サンクスギビングデーやクリスマスなどのような派手さが無い祝日で、多くの人は家でのんびりと過ごしたり、家の庭でバーベキュー等という過ごし方をします。
メモリアルデーの由来について私は良く知っている訳でないのですが、多分、独立戦争以来、自由と平和を守るための戦争で無くなった兵士への感謝を新たにする日だと思います。戦争自体について敵、味方の何れに正義があるか?と云うと疑問な点も多いし、昨今のように世界の警察と称して、安易に諸外国に海外に軍隊を送り込むアメリカ政府の姿には問題があるようにも感じますが、亡くなった兵士の方々に責任がある訳ではないので、この祝日に関しては私は意義があるように感じています。
今の世代にとっての戦争記憶と云うと、身近なところでは第2次世界大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争となる訳ですが、戦争に加わった生き残りの退役軍人の数も圧倒的に多いことから各地の戦没者墓地ではベトナム戦争を経験した退役軍人の多くの方が行事に参加しています。退役当時の制服を持つ人間はそれを着て、制服のサイズが合わなくなった人達は各地域の退役軍人会の帽子をかぶって参加する訳です。
式と云っても基本的には地域の代表のスピーチ、献花、黙祷となる訳ですが、緑の芝生の上に並ぶ知人の墓碑の前で星条旗の小旗を建て感慨にふけっている人の姿を見ていると戦争と云うものについて改めて考えさせられます。また、過去、色々な経緯もありましたが、第2次世界大戦中、主にヨーロッパ戦線に参加し、当時の米軍の中で希に見る死傷者を出した日系人の442連隊についても、今は正当に評価され、この時期になるとテレビなどでも広く紹介されるようになったことが個人的には感慨深い思いがします。
話は変わりますが、このメモリアルデーの3連休はその年の夏のバケーションのシーズン入りでもあります。気候は最高の時期のなのですが、学校が夏休みに入るのにはまだ2−3週間の期間があり、まだ各地の観光地にも家族連れが押し掛けていないこと。航空券や観光地のホテルも、まだ季節料金の値上げをしていない時期なので、特に子供を持たない夫婦とか、独身者の友達連れなどの人達が、割安バケーション旅行が出来るということで、会社などでも、今週から、来週にかけてバケーションなんて云う人が目立ちます。
もう一つ。このメモリアルデーの翌日から、カリフォルニアでは本格的な火災シーズンに入り、防火運動も始まります。ご存じのように、この地域は夏から秋の終わりまで、ほとんど雨が降ることがありませんから、空気は非常に乾燥しています。冬の間に成長した付近の山々の雑草もこの時期には枯れて、マッチ一本で火がつくような状態です。この乾燥状態で気温が40度近くに上がると、風で揺れる木立の枝や幹の摩擦で自然発火を起こすこともあり、カリフォルニアの大きな火災は大抵夏から秋にかけて発生するようです。
大曲は花火で有名な町ですが、カリフォルニアでは花火遊びは法律で禁止されており、売った方も買って遊んだ方も処罰の対象です。打ち上げ花火が出来る場所も極めて限られています。年一回、この花火遊びが認められるのは7月の独立記念日の日だけなんです。
では
岩間@サンノゼ