7月4日はアメリカの独立記念日。大曲の花火には及ばないと思いますが、この日は各地で一斉に花火が打ち上げられます。また、カリフォルニア州では家庭用の花火遊びの花火ですら遊ぶことも売り買いも禁止されていますが、この日、一日だけは花火遊びをもすることが出来ます。ただ正直な話、家庭用の花火とは云っても音が出たり、ロケットのように飛ぶものがほとんどで、日本の家庭用の花火のように繊細な色を楽しんだり、炎の出かたを楽しむようなものはあまり無いように思います。
さて今日は歯科医のことについて、ちょと書いてみたいと思います。サンノゼ地域の電話帳から歯科医を探すと日本人の名前の歯科医が多いのに気づきます。医者の中から日本人の名前を見つけるのが難しいのと対照的です。理由は戦前に米国に移民をした日系一世や二世の自らの経験から子供達を歯科医にさせたと云う話です。日系移民の方々は大抵は農業移民でした。自らの土地も無く、言葉の壁を乗り越えて、懸命に働いて、やっと自立出来る時代になったころ日米の戦争が始まり、財産の整理も出来ないまま過疎地に強制収容され、戦後、元の場所に戻ってきた時には全てを失っていて、またゼロからのスタートを余儀なくされた方たちが大半だそうです。
もろもろの人種差別に起因するこれらの経験を踏まえた両親達は子供達が社会的に認められる職種に就くことによって差別が薄まると判断して二世、三世の子供達の教育に力を入れ、結果として社会的に認められる弁護士と歯科医の資格をとったものが多かったと云うことです。しかし、残念ながら日本語を本当に上手に話すことがで出来る日系人の歯科医はそれほど多くありません。
診療のシステムは日本と、ほとんど同一だと思います。完全予約制で、時間どうり行けばまず待ち時間はありません。こちらの歯科医は治療もさることながら、それ以上に予防診療に力を入れています。また健康保険も予防診療に対してほぼ100%負担しています。
そんなことから、まず年2回は歯のクリーニングと歯茎の検査と云うことで、健康保険に加入している人は大抵、この検査に出かけ、1時間ほどかけて、過去の治療部分を検査したり、歯石を取り除いて歯茎をチェックしたりする訳です。大抵はこの検査の中で何がしかの異常が見つかった部分を以降、予約を取って治療すると云うやり方です。無論、歯が欠けたとか、急に虫歯が疼いて歯科医に飛び込むこともありますけれども。
面白いと思うのは、私の知る限り、治療中の患者に対して歯科医も歯科衛生士も患者に対して、世間話をずーと続けるのです。多分、患者を緊張させない配慮かと思うのですが、こちらは口を開いていて、うまく返事が出来ずに困りますが。
難点(本当は良いのかもしれません)と云うと、歯科医の専門が非常に細分化されていることです。一般診療歯科医は歯茎の治療、抜歯以外の手術、歯科矯正などは専門の歯科医に行くように言います。治療の種類によっては二箇所の歯科医に通いながら、手術と治療を受けると云うわけです。
まあ、そんな訳で、特に好きではありませんが、私の年2回はこの予防診療の為にお世話になっています。あおの超音波で歯石を取るのは気分は良くありませんが、なんと言っても歯は大切ですから。
岩間@サンノゼ