精神保健福祉の功績で厚生大臣表彰(11月16日・火)
大曲市立大曲病院の佐藤龍彦院長(64)はこのほど三重県で開かれた「第47回精神保健福祉全国大会」で精神保健福祉事業に長年にわたって尽力したとして丹波雄哉厚生大臣表彰を受けた。大会は精神保健福祉施策が“病院から社会復帰施設へ”、“社会復帰施設から地域社会へ”と言う流れの中で推進され、その流れを一層推進するため今年5月に人権に配慮した精神医療の確保や市町村による「在宅福祉サービス」の提供など精神福祉法の一部改正が行われたのを機に精神保健福祉に関する正しい知識の普及や精神障害者の自立と社会参加を推進しようと開かれた。
佐藤院長は1967年、新潟大学医学部精神医療教室に入局、福島県の医療法人一陽会病院(精神科)診療部長を経て、78年大曲市の仙北組合総合病院に勤務、同病院が市から委託を受けて経営していた市立大曲病院に副院長として派遣された。84年に精神保健指定医となり、93年に市直営の病院となると同時に同院長に就任している。
佐藤院長は85年から県精神保健福祉協会理事に、また86年からは県知事の指定を受け県精神衛生病状審査協議会委員を現在も努め、精神病院に入院中の患者の処遇などが適正に行われているかなど報告徴収指定医として精神保健福祉に貢献、その実績が今度の厚生大臣表彰となった。県からの受賞者は佐藤院長だけだった。
大会は厚生省、社団法人日本精神保健福祉連盟の主催で、最高裁、総理府障害者施策推進本部、警察庁、法務省、労働省などが後援。「こころのくにづくり
あなたが わたしが 主人公」をテーマに精神保健福祉の向上を目指してシンポジウムなどが行われた。