大曲市の12月定例議会開会

高橋市長が市政報告

整備中の野球場へ室内練習場も併設(12月1日・金)

 開会された12月定例議会大曲市の12月定例議会は1日開会、高橋司市長が市政報告した後、会期を22日までの22日間と決定、廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正など条例案3件、議決の変更1件、それに5621万3000円の一般会計補正予算など予算案2件、平成11年度決算の認定の合わせて7件の議案を上程した。

 高橋市長は報告の中で「水田農業経営確立対策における生産調整は農家・農業団体の協力を得て、県から配分された対象面積1112ヘクタールに対し、最終的に1144ヘクタールとなり、103%の達成率となった。平成13年度の生産調整面積は緊急拡大分が加算され1233ヘクタールの配分となった。今後、農協など関係機関と十分、協議したい」と述べた。また都市計画道路駅東線について10月に整備計画の地元説明会を行い、現在は路線測量に入っていると報告した。また総合公園整備事業の一環として行われている野球場への室内練習場併設も要望が強いことから、設計変更に伴う補正予算を追加提案したいと述べた。

 太田町の「真木ダム」に関しては県から「真木ダム水道利水対策協議会」の1市4町に対し、利水容量の報告を出すよう求められていたが、大王製紙の秋田進出断念により、利水計画も不透明になったとして、県の動向を見極めたいとした。懸案の大曲橋(通称・金谷橋)の架け替えについては県が基本設計を10月に発注したことを明らかにした。花館小学校の改築は冬休み中に引っ越し作業を行い、本格的な改築工事に入ると報告した。

 市町村合併に関しては「議会との情報共有が肝要であり、情報交換や研修の機会を設けたい」と述べると同時に「大曲仙北広域市町村圏組合の構成市町村の担当職員による勉強会の設置を働きかけている」と述べた。市内循環バスに関しては「冬期間における試験運行も視野に入れながら検討したい」と時間を求めた。仙北組合総合病院の改築問題に関しては「大曲市、仙北町、神岡町及び中仙町の助役、県厚生連、JA秋田おばこの役職員並びに病院当局で構成されるワーキング委員会で移転新築先の候補地の選定協議が2回にわたって行われており、11日に開催される建築検討委員会に諮られる」ことを明らかにした。最後に平成13年度当初予算の見込みにも触れ、一般財源の伸びが見込めないことから、現段階で約4億円の財源不足であるとし、「国の動向や地方財政対策を見極め、財源の確保に努めたい」と強調した。

 上程された条例の中の廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正は家電のリサイクル法が来年4月1日から施行されるため、これまで市が粗大ごみとして収集していた冷蔵庫、テレビ、電気洗濯機、エアコンが除外されることに伴うもの。この4種類は家電販売店が収集してリサイクルに回すが、処理費は個人負担。議決の変更は内小友字中田宮林に建設中の農業集落排水処理場の管理システム変更のためで、契約額3億1185万円を3億2032万5600円とした。

 補正による主な事業は花館上町の町内会館建設補助金として450万円、生活扶助費3970万円、合併処理浄化槽整備事業に579万円など。さらに22日の国会で国の補正予算が可決されたため、その内示を受けて議会最終日に約10億円の補正予算を追加する予定になっている。主な事業は市役所前通線の延長、飯田線の西道路飯田ランプへの延伸や駅前第二区画整理事業などに充てられる。今回の補正で同市の一般会計の累計額は150億9704万円となる。

 議会はこの後、13日まで休会し、14日に能味しん一(新成会)、大坂猛夫(政友会)、藤井春男(社会クラブ)、菊地信男(市民・公明クラブ)の4氏が一般質問を行う。翌15日も一般質問が続けられ、高橋孝夫(政風会)、山本三治郎(新成会)の2氏が登壇する。16日から21日まで議案が各常任委員会で審議や事務整理が行われ、22日に最終日を迎える。(本紙から能味しん一議員の「しん」の字は土へんに岑の漢字となってます)