飲酒運転防止への協力を

大曲市と大曲警察署

ポスター手に飲食店を巡回(12月12日・火)

 ママさんにポスターを渡すお巡りさん「飲酒運転防止キャンペーン中です。このポスターをお店の中にに張っていただけませんか」。11日夜、大曲市と大曲警察署は飲酒運転の根絶を図ろうと、市職員と交通指導隊、それに警察官との合同チームを組んで、市内飲食店を巡回、飲酒運転防止のポスター掲示への協力を求めた。人口4万弱の都市だが、飲食店の数は居酒屋、バー、クラブ、それにレストランやラーメン屋、寿司屋、ホテルなどの社交場を含めると300件もの店が中心市街地に集中している。

 これから年末にかけて酒を飲む機会も多くなり、ちょっとした気の緩みや酒を飲んだ勢いと帰りのタクシー代を惜しんで車を運転し、大きな事故を引き起こす心配も増える。飲酒運転での事故の悲惨さは死亡事故を起こした場合、実刑を受けるだけでなく損害賠償や失業と言った悲劇だけでなく家庭の崩壊にもつながり兼ねず「人生を確実に狂わせる」ということだ。それだけに「酒飲み運転だけは絶対になくしたい」と市。

 交通安全運動も担当している環境課では今回、「悲劇の波紋は幾重にも・・・」と題したカラー刷りのポスター430部を印刷した。ポスターには実刑、失業、家庭崩壊、検挙・拘留、世間の非難、子供への影響と言った見ているだけで気持ちが沈んでしまいそうな言葉とイラストがずらりと並び、とても酒を飲んでハンドルを握る気にもならないほどの訴え力がある。

 11日夜6時半、駅前交番に環境課職員6人と指導隊6人、それに警察官6人の合わせて18人が集合。佐藤清民生部長の激励を受けた後、一行は警察官と環境課職員、それに交通指導隊の3人が一組となった6班編成で飲食店街へと散った。午後7時ごろからネオンが灯され、ママさんたちもお店に顔を出し始める。ポスターを手に「こんばんはー」と一軒一軒の店のドアを開け、「飲酒運転防止キャンペーン中です。このポスターをお店の中に張っていただけませんか」と頭を下げる。どの店も気持ちよく一行を歓迎し「ああ。酒飲み運転は一番、怖いですからね」と愛想良く受け取っていた。環境課では繁華街以外の飲食店には職員が直接回って配布し、キャンペーンを徹底させたいと意気込む。