パッチワーク展開催

JR大曲駅構内で

旅の思い出を与えたいとパッチワークサークル(12月27日・水)

 河田さんの作品を見る会員たちJR大曲駅構内の大曲市観光情報センターのハミングロードとグランポールで「大曲パッチワーク(キルト)サークル展」が27日から始まった。同市上栄町の河田和子さんを代表に市働く婦人の家を会場にサークル活動している28人のグループで、駅を訪れる多くの人たちに自分たちの作品を観てもらい、旅の思い出を提供したいと企画した。

 ハミングロードは駅東口と西口を結ぶ通路。グランポールは駅利用者のための休憩室と観光情報センターになっている。今回は大きさ210センチ四方のものから、120センチ四方のもの合わせて14点が展示されている。パッチワークはヨーロッパが発祥の地で清教徒がアメリカに渡ってからその技術が本格的に発達し、世界中に広がった。さまざまな模様の布を縫い合わせた15センチ四方のピースを作り、それをさらに120枚とか168枚もの数にして一枚、一枚縫い合わせて完成させる。表と裏の布の間にはドミット芯という綿も入っており、それによって立体的な模様となって浮き上がる。手縫いだけに小物なら数日で完成するが、大きな作品になると半年から1年もかかるという。

 今回は丸太を重ねるように模様を描くログキャビン方式で取り組んだ。幾何学的な模様だが、赤い布を囲むように模様が広がり温かさが感じられる。「ピースの中に使った赤い布で暖炉の温かさを表現した」と河田さんは話す。完成した作品はベッドカバーやカーテン代わりに使ったり、部屋の飾りにしたり、ひざ掛けにも。また手作りのハンドバックとして楽しむ人もいるという。河田さんは「いろんな色と模様の入った布を縫い合わせ、どう表現していくかがパッチワークの楽しみ。縫っていると無心になれますし、心配事も忘れます」と表現の楽しさ、手作りの楽しさを強調する。パッチワーク用の布は外国から取り寄せたり、東京の手芸店から求めたりする。1月31日まで。