前大曲市議の上野幸次郎氏

勲四等「瑞宝章」を受章

市役所を訪れ高橋市長に受章を報告(11月6日・月)

 2000年秋の叙勲で地方自治功労で勲四等「瑞宝章」の受章が決定、6日に秋田市で挙行された伝達式で寺田典城知事から伝達を受けた大曲市の上野幸次郎前市議(75)は同日午後、高橋司市長を訪問、受章の喜びを報告した。

 上野氏は1959年から市会議員を連続10期務め、昨年4月の市議選を機に後進に道を譲りたいと引退。市議時代は副議長、産業建設常任委員長、総務財政常任委員長などを務めた。85年に藍綬褒章を受章している。

 市役所を訪れた上野氏は「自分よりも長く大曲市のために尽くしている先輩議員もいるだけに叙勲を受ける資格なんてないと思ったが、市会議員を長く務められたのもみんなのおかげだと思って受章を決意した」と喜びを語った。議員生活40年の間で一番の思い出は「37年前の大曲中と花館中、それに四ツ屋中の統合だった。この時は市会議員全員が保護者から呼ばれ、統合に賛成か反対かと糾弾されたものだった。自分は教育環境向上のため統合には賛成したが、体中が震える思いをしたものだった。そして30年前には藤木中と角間川中の統合があり、この時も学校の建設場所を巡って地元市議として呼ばれ、とても難儀した記憶がある」とふり返った。

 大会派に所属することなく、歯に衣着せぬ言葉で孤軍奮闘した議員だった。高橋市長は「40年間の議員生活が叙勲と言う形で報われた。おめでとうございます」と上野氏の受章に喜びの声をかけていた。自宅は藤木字中嶋87の1。