市郡内から12校参加
合唱やオーケストラ演奏を披露(11月8日・水)
第38回大曲仙北小中学校音楽祭と第15回スクールオーケストラ演奏会が8日、大曲市民会館で開催された。他校との音楽交流を通して歌う喜びや演奏する喜びを味わい、励みにしようと大曲仙北音楽教育研究会(会長・築地健輔仙北中校長)の主催で毎年開いているもので、大曲市と郡内から小学校6校、中学校6校が参加して合唱やオーケストラ演奏を披露した。
音楽祭は仙南西小学校5年生37人による器楽演奏で始まり、大川西根小学校6年生15人は倉橋三紀子先生の伴奏で「エーデルワイス」や「歌よありがとう」など3曲を合唱した。続いて大曲中学校1年3組の39人はテレビ番組「生き物地球紀行」のテーマ曲となった「この星に生れて」を合唱。角館西小学校2年生55人は民謡「秋田甚句」や「おやまこ」を歌ったり、踊った。角館町の祭典で歌われる民謡を中心に調べ、それを披露したもの。
田沢湖町の田沢中学校は全校合唱として46人全員が参加。スメタナの有名な「モルダウ」を見事なハーモニーで聴かせた。来年で統合となり名前が消える大曲市の松倉小は32人の児童全員でテレビのバラエティー番組として人気のある「慎吾ママのオハロック」を元気に歌い踊って喝采を浴びた。大曲西中学校3年58人は「天空学年」と名付けて合唱曲「心の瞳」「そのままの君で」を歌いこなし、中学校最後の思い出とした。仙北中は1年生から3年生までのクラス代表が出場して「夢の世界を」や「自分らしく」などを合唱した。指揮も伴奏も生徒たちで運営した。1日に創立30周年の節目の行事を終えた大曲南中3年生は48人で難しいと言われるシューマンの「流浪の民」を見事なハーモニーで歌い最後を飾った。同校も指揮、伴奏とも生徒がこなした。
オーケストラの参加は大川西根小と角館中の2校しかなかった。以前は小中学校のオーケストラももっと多く、独自の音楽会を開けたが楽器をそろえるのが大変だったり、指導者不足で少なくなり、 7年前から合同の演奏会として参加するようになった。全校音楽で知られる大川西根小学校は50人のオーケストラを編成し「はばたきマーチ」を演奏。19日午後1時からは同校の「楽器まつり演奏会」が市民会館で開かれるだけにその練習も兼ねて懸命な音づくりをした。角館中は38人の編成で「カルメン組曲より」などを演奏、聴衆に感動を与えた。
朝からほぼ一日がかりの音楽祭。小学校31人、中学校27人の音楽担当の先生たちが準備から会場の設営、運営、案内とそれぞれ役割をこなし子供たちが楽しく演奏できるよう立ち振る舞った。生徒たちは「学校での発表会と違ってホールで歌えるのは気持ちいいし、お客さんが聴いてくれるので緊張しながら歌えた」と思い出を胸に刻んでいた。