あんだんての「はし置き」

県特産品開発コンクールで奨励賞

伊藤美果さん、受賞報告に大曲市役所へ(11月29日・水)

 あんだんての伊藤美果さん財団法人「秋田県物産振興会」主催の「第20回秋田県特産品開発コンクール」に出品したガラス胎七宝の「はし置き」で「奨励賞」を獲得した大曲市角間川町字町頭、有限会社「あんだんて」の伊藤美果さん(42)は29日、市役所を訪れ、高橋司市長に受賞の喜びを報告した。高橋市長は伊藤さんの作品を手にしながら「大曲市のおみやげ品にもなりますね」と喜び、持参してきたはし置きやブローチ、タイピンなどを「市民ホールに展示させて欲しい」と受け取っていた。

 伊藤さんが今回、応募したガラス胎七宝のはし置きは、濃紺のガラスに大曲の花火をイメーに描いた図柄のものと六郷町の清水とハリザッコをイメージした淡いブルー、それに透明なガラスにサクラの花を描いた3種類。「秋田ではあまり見られないガラスのはし置き。色合いがよく、形もまとまっている」と評価され、奨励賞に輝いた。

 この特産品開発コンクールは市場性や商品性、そして品質、デザインに優れた作品を表彰し、商品の開発と改良を促進させたいと開いている。

 「あんだんて」と言う名の工房で香水とガラス工芸品を製作販売している伊藤さんは、ヴェネツィア棒ガラスと日本の伝統工芸である七宝焼をミックスさせた独特の色合いとデザインでブローチやペンダント、指輪、タイピン、飾り皿などを製作。一つひとつが手作りだけに人気を呼び、六郷町の観光情報センターや角館町の大村美術館、大阪の国立国際美術館、秋田市のギャラリー大村でも作品を展示販売している。

 はし置きは取引先からの依頼もあったが、新しいものを作ってみたいとの意欲にかられて今年の春から創り始めた。一つは大曲の花火をイメージに、もう一つは六郷町の清水をイメージに構想を練った。大曲の花火は写真家・泉谷玄作さん(大曲市)の花火の写真集「心の惑星 光の国の物語」を参考にイメージを浮かべ、「花火の形をそのまま描くのではなく、幻想的な光の残像をガラスの中に描いてみたかった」と伊藤さん。3種類とも光を受けると微妙な輝きを見せ、小さいながらも食卓を飾る宝石のような存在感がある。1個800円という手ごろな値段も喜ばれそうだ。あんだんてのホームページ及び詳細は下記へ。

http://www3.ocn.ne.jp/~andante/

file:///C|/NITINITI/famous/fp000329.htm