大曲駅前地区青少年健全育成団体
大曲署のお巡りさん小学生に護身術を指導(10月12日・木)
大曲駅前地区青少年健全育成実践モデル地区活動推進委員会(太田欣次郎会長)主催の「親子ふれあい教室」が12日午後から圏民体育館で開かれ、子どもたちが大曲署のお巡りさんたちとゲームを通じて護身術を学んだ。子どもたちは「一番、大切なことは危ないと思われる場所に近づかないこと。もしものことがあったら逃げるのが一番」と護身術を学びながらもお巡りさんの説得力のある話しに目を輝かして聞いていた。
この日は大曲仙北教育研究会のため児童生徒は休みとなっていた。このため親子で有意義な時間を過ごそうと青少年の健全育成と非行防止の警察庁指定モデル地区事業の一環として企画した。
教室には小学生70人と父母30人、それに関係団体30人ほどが参加した。始めに映写会が行われ、小学校で友だちのランドセルを一人で4個も持たせられるなどいじめを受けた児童が心の傷みを通じて「助け合い支え合って行く」ことの大切さを学んでいく姿をみんなで鑑賞した。続いて大曲署内小友駐在所の高橋幸雄警部補がリーダーとなって子どもたちに護身術を手ほどき。高橋さんのほかに婦人警官1人を含む3人が講師となった。
お巡りさんたちはまず子どもたちの体をほぐそうとカードを体育館にまいてカード取りゲームを展開。子どもたちはバラバラに散ったカードを求めて館内を走り回った。そして拾い集めたカードでジャンケンゲームをやって、カード取りを楽しんだ。続いて護身術の講習会となった。高橋さんは突然、腕をつかまれた時や後ろから抱きつかれた時などに我が身をカバーしながら相手から逃げる方法を子どもたちに指導。6列になって向き合った子どもたちは交互に相手の腕をつかんで、教えられた通りにつかまれた相手の腕から逃げる方法を訓練したが、なかなかうまく放せず「なぜ?なぜ?」と不思議そうな顔。そうした中にお巡りさんたちが入って行って直接、手を取って指導するとみんな大喜びだった。
お巡りさんたちは「いま習ったのを家に帰ってから、弟や妹を相手に練習したらだめだよ。お父さんとか大きい人を相手にしないと」と注意していた。お巡りさんたちは「まだ小学生だし、覚えてもらうには無理があるから、危ないと思ったら逃げることを第一に近くの『子ども110番の家』へ駆け込んでもらいたい」とお父さんやお母さんたちにも注意していた。子どもたちの前で若いお巡りさんが痴漢役となって高橋さんの腕をつかまえようとしたら、見事な護身術でドンと床に倒された。子どもたちは「すごーい」とびっくりしたような声をあげていた。教室が終わった後は県警の広報車「みちびき号」に入って薬物乱用の怖さを勉強した。