全国会員大会でグランプリを受賞
台湾での花火が評価され、全国749団体の頂点に(10月17日・火)
社団法人「大曲青年会議所(挽野実之理事長・大曲JC)」が広島県福山市で8日に開かれた第49回全国会員大会の「2000年度アワードブリッジ(褒賞懇談会)」でJCとして最高の名誉である「グランプリ」を受賞した。大会には挽野理事長、小西亨一郎2000年台湾花火特別委員長、齋藤浩英専務理事、小松忠信2001年度大曲JC理事長ら13人の会員が出席。全国749団体から2万人の会員が集まった席上で銀色に輝く大トロフィーを手にした。一行は17日、本紙をはじめ高橋司大曲市長を訪問し、全国のJCのトップに立った喜びの受賞を報告した。
アワードブリッジは北海道、東北、関東など全国10ブロックから選び抜かれた30事業の中から最も優れた活動をした会議所を褒賞する制度。そのトップがグランプリで、県内11団体の中でも初めての受賞。
大曲JCは「台北花火節?『がんばれ!台湾』震災復興へのエール」の事業名で、台湾の中和JCと合同で昨年9月に台湾を襲った震災の復興に向けて頑張る台湾人にエールを送ろうと元旦に「台北花火節」を実施。その際、秋田のPRも兼ねた特産品を販売、売上金250万円をすべて義捐金として被災者に寄付。花火大会の会場となった中正橋河浜公園は30万人の見物客であふれ、「大曲の花火」は会場に設けられたビビアン・スーのショーと併せ台湾全土に生中継で放映され、新たな年に希望と明るさを演出し、被災で疲れ切った台湾の人たちに大きな感動と勇気を与えた。大会では「台北花火節応援ツアー」も企画され、大曲市からも多くの市民が参加。さらに事業終了後も両国で「台湾花火節写真コンテスト」も実施され、入賞作品展も開催したことなどが高く評価された。
日本青年会議所の上島一泰会頭は大曲JCの活動に対して「青年会議所運動への『力の源』となる成果を挙げた」と賛辞を送る。挽野理事長は今回のグランプリを「台湾の地震による被災者に花火を通じて勇気を送ったが、これも国交のない所の台湾の青年会議所と姉妹関係を結んで交流したからこそ実施出来た共同事業だ。そして台北での花火大会がこの10日に再び開催されたうえに、今後は日僑工商会という経済団体がバックアップとなって台湾での『大曲の花火』が継続されていくというめどがついた。この3つが評価されたものと思う」と喜ぶ。そして「今回の受賞は大曲JCだけでなく、行政をはじめ秋田の特産品をPRするため協力してくれた秋田おばこ農協、そして台湾花火ツアーに参加して下さった方々、みんなで喜び合いたい」とお礼を述べた。
第2回台北花火節として企画された花火大会は台風の影響で一カ月延期となってこの10日に打ち上げられたが、会場は台湾全土から50万人もの人が集まって大成功に終わったと言う。挽野理事長らは「海外でも大曲の花火は高く評価されたことであり、これからも自信を持って地域づくりに前向きになって取り組みたい」と高橋市長に報告していた。