来年夏の参院選

民主党から高松氏出馬

23日夕、大曲市で本紙と会見(10月25日・水)

 来年夏の参院選秋田県選挙区に民主党公認で立候補する前県議の高松和夫氏(58)は24日夕、本紙と会見。「参院選は個人の選挙ではないので民主党と言う政党をアピールしたい。自民党を中心とした今の政府は農業、福祉、経済政策にしてもみな手詰まり状態だ。財政的にも700兆円近い借金を抱え、国民は今の政治に不満を募らせ、不信感も高まっている。日本再建のためには民主党が政権に就いて地方分権の確立、経済の建て直しをしなければならない」と現政権を批判。

 さらに「県内は長引く不況で中小企業は倒産に追い込まれるなどどん底の状態だ。このため高校生の就職先も決まらず、中高年の職場の確保さえ容易でない。加えて農業は米価が下落し、来年は4割減反さえ強いられようとしている。しかも、年金生活者はゼロ金利政策と介護保険でますます生活が苦しくなるばかりだ」と中小零細企業への救済策や農業政策、介護を含む福祉施策の充実などを訴えたいとした。

 高松氏は山本町出身。中央大学院卒業。1991年から自民党所属で県議を2期務めたが、95年11月に同党を離脱して10人の県議と共に県民クラブを設立。その代表に就任。しかし、99年4月の県議選で落選した。現在、民主党県連事務総長、党県第2区総支部代表。今月11日に県庁で記者会見して出馬表明、17日に民主党公認となった。

 自民党を離脱した理由を高松氏は「あの当時は県の食糧費問題を巡って県全体が揺れていた。県政の重大問題だとして徹底して解明すべきだと党に申し入れたが、県政与党だったため握りつぶそうとした。こうしたことから自民党には居られないと思って離脱した」と話す。そして「県南には民主党の組織はないが、党員の県議、党友の県議、それに自民党時代から付き合いをしている仲間もおり、これからその人たちにお願いしたい」と支持基盤作りに意欲を燃やした。

 本県選挙区からは自民党の現職・金田勝年氏(51)と共産党前県議の鈴木俊夫氏(50)の出馬が決まっている。