大曲市の秋まつり開催

天候にも恵まれドッと人出(10月28日・土)

 知的障害者が作った商品が人気を呼んでいる大曲市の秋まつりが28日幕を開けた。午前9時半に武道館前で開会式を挙行。高野昭次助役や辻久男、栗林次美両県議らがテープカットすると同時に待ち構えていた市民がドッと圏民体育館や武道館の会場に流れ込み、展示物を楽しんだ。

 武道館では「いきいき農業展」として「無洗米あきたこまち」の展示やプレゼント、農産物の展示即売、圏民体育館ではダリア展、菊花展、盆栽展、そして婦人団体、商工会議所による掘り出し市、うまいもの食堂などが開かれている。中でも精神障害者への理解を深めてもらおうと開いた「心のふれあいコーナー」の展示即売は多くの買い物客でにぎわっている。大曲保健所が事務局となっている大曲仙北地域精神障害者家族会の「ふれあい作業所」(朝日町)と大曲養護学校を卒業した生徒たちが中心になって働いている福祉作業所のメンバーやその家族が力を合わせて作った手作りの飾り物、コースターなどだが、1個300円とか150円、高くても1500円と手頃な値段。

 見学に訪れた市民たちは家族の支えを受けて毛糸や布切れなどを使って編んだり、縫った小物入れや人形の飾り物を手に「かわいい」と財布を開いていた。天気にも恵まれ市役所駐車場を会場としたテント村での「農産物フェア」の野菜やキノコなど秋の味覚の売れ行きも上々で、農家のかみさんたちは「安いよ。やすいよ」とお客を呼び止めていた。

 市民会館では明日まで「音とおどりフェスタ」が、広域交流センターでは華道、書道、かな書道、七宝焼展、陶芸展、写真展など。そして産業展示館では「美術を楽しむ会」、働く婦人の家では「婦人文化祭」が明日まで開かれる。

 秋まつりでの受賞者は次の通り。

 ◇菊花展優等賞▽大菊の部=寺村久太郎(大曲市)▽盆栽の部=寺村良治(同)

 ◇ダリア展優等賞▽大輪の部、中小輪の部とも=大河隆文(仙北町)

 ◇盆栽展優等賞▽松柏の部=福原信男(太田町)▽雑木の部=戸沢勝美(同)▽小盆栽の部=吉田ウメ(大曲市)