死亡事故多発警報発令

11日間で10件の死亡事故

来月3日まで取り締まり強化(10月31日・火)

 県内で交通死亡事故が多発しているため、県警は11月3日まで「交通死亡事故多発警報」を発令して、取り締まりを強化している。大曲署管内でも10月に入ってから45件の事故が発生し、1人が死亡、54人がケガをしており、パトロールを強化している。

 県内では今月に入って14件14人の死亡事故が発生、特に19日から29日までの11日間で10件10人の死亡事故が多発している。累計の犠牲者は73人となり、酒酔い運転が13人、高齢者が被害に遭ったのが33人、そしてシートベルトを着用してなかったための犠牲者が20人となっている。県警ではこの20人の中にはベルトさえやっていたら死亡事故に至らなかったのが少なくても6人はいたと分析する。

 事故原因は酒酔い運転、横断中の歩行者妨害、前方不注視、安全不確認など悪質な違反や漫然運転、ぼんやり運転が多い。一方、被害者側にも酒に酔っての歩行や信号無視、直前横断など交通ルールを無視して犠牲に遭った例も多い。大曲署管内での死亡事故は5件5人だが、そのうち4人がいずれも高齢者。24日昼には太田町の町道で72歳の婦人が直前横断したため会社員(48)の運転する軽トラックに跳ねられ死亡している。

 同署では取り締まりを強化すると同時に夕暮れ時にパトカーを出動させ、早めのライトの点灯を勧め、悪質な違反に目を光らせると同時に高齢者に対しても交通安全意識を高める活動を進めたいとしている。死亡事故多発警報の発令は1月に続いて2回目となる。