亡くなった母の意思です

大曲市大町の高坂さん、市に130万円を寄贈(9月20日・水)

 高橋市長に130万円を寄贈する高坂さん大曲市大町2番13号、高坂隆治さん(67)は19日、市役所を訪ねて「亡くなった母の志です」と現金130万円を寄贈した。高坂さんは100万円は福祉に、残り30万円は「大曲の花火基金」として役立ててほしいと高橋司市長に伝えた。

 高坂さんの母・トミさんは先月29日に91歳で亡くなっている。生前は大町で呉服店を営み、「将来、介護を受ける身になったら何よりも必要なのはお金だ」とタンス預金をしていたという。隆治さんも母にそう聞かされ「お金のことは心配しなくてもいいからと言うと、なら自分が貯めた金は市役所に寄付してと言うのが母の口癖だった」と話す。亡くなって母の預金を調べたら「予想外に多かったし、それに自分のお金も加えて寄付することになった」と隆治さん。

 受け取った高橋市長は「お志しありがとうございます」と礼を述べ、立ち会った市福祉事務所職員も頭を下げていた。同席した高野昭次助役は「花火基金は将来、花火のまちとして何らかの事業をやるために設けた基金だが、まだ市民に余り知られてないので助かりました」と喜んでいた。