東部一部事務組合が運営
広々とした廊下、ゆったりとした居室で安心(4月17日・火)
仙北町と千畑町及び太田町の3町で構成する仙北東部特別養護老人ホーム一部事務組合(管理者・高貝久遠太田町長)が仙北町板見内字一ツ森地内の史跡交流プラザ「柵の湯」の隣に建設していた特別養護老人ホーム「真森苑(まもりえん)」が完成、20日、竣工式を挙行する。
真森苑は敷地面積約1140平方メートルあり、鉄筋コンクリート平屋建て延べ床面積約4220平方メートルの大きさ。昨年6月から着工していた。広々とした木目の廊下、天井から明かりを採り入れ、ゆったりとした居室が特徴だ。ホームの収容人員は50人で短期入所施設(定員15人)、ディサービスセンター(同25人)、それに高齢者生活支援ハウス「延寿庵」(同15人)も併設されている。このほど一般公開した結果、2日間で850人の人たちが訪れ、静かな環境や居室からの眺めの良さ、落ち着いた部屋のムード、体の自由が利かなくても安心して入浴できる風呂、食堂などを見て満足していた。9日から入居が開始されている。
特別養護老人ホームは介護する人たちが待機する「サービスステーション」を中心に、「花の街」「野の街」の2棟がV字状に延び、さらにその両脇に高齢者生活支援ハウスの「杜の街」、ディサービスセンターの「虹の街」、ショートステイの「水辺の街」が建っている。このほかに入居者と地域の人たちとの交流や慰問の人たちが演じる歌や踊りを楽しんだり、軽いトレーニングも楽しめる「地域交流コーナー」もある。
施設の特徴は広い廊下のあちこちにテーブルといすを配置し、入居者が7〜8人のグループで自由に交流したり、小まめな介護を受けられるようにしたユニットケア。既に定員一杯の申し込みがあり、60人が待機中と言う。介護保険制度が始まったため、入りたい人は全国どこからでも申し込めるからだ。実際、川崎市からのお年寄りも入居する予定だと言う。組合の老人ホームはこれで15年前に千畑町に建設した「真昼荘」、5年前にオープンした太田町の「真木苑」に続いて3棟となる。組合では「年々、高齢化が進み介護問題も深刻化するが、これからは真森苑を核に老人福祉の向上に努めたい」と話す。
施設の名前は一般公募し、238点の中から3町の特養施設である真昼荘、真木苑の真と建設場所の一ツ森の地名から「真森(まもり」とした。隣接する保健センタとも廊下続きとなっている。総工費は13億2688万円。