薬物乱用防止広報車

「みちびき号」が大曲市入り

小学生に薬物乱用の怖さを伝える(4月19日・木)

 ビデオを使って薬物乱用の怖さを伝えるみちびき号県警の薬物乱用防止広報車「みちびき号」が18日、大曲市入りし、大曲小学校校庭で「少年の薬物防止キャンペーン」活動を行った。大曲地区少年保護育成委員会、大曲駅前地区青少年健全育成実践モデル地区活動推進委員会などが主催して車を招いたもので同校5、6年の児童300人と授業参観を終えた父母らに薬物乱用防止を呼びかけた。

 みちびき号の車内には「大麻(マリファナ)」など薬物の見本や麻薬常習となった人が手や脚に無数の注射を打った痕の生々しい写真パネルなどが展示され、薬物乱用の怖さを学べるようになっている。そしてシンナーや覚醒剤、マリファナによって人は精神障害や食欲減退、さらに薬が切れて禁断症状で苦しむ状態などがイラストで分かりやすく説明されている。
 県警では薬物の乱用の怖さを少年及び家庭と地域の人たちに知ってもらいと「薬物乱用防止教室」などをみちびき号を使って県内各地で開催している。

 授業の合間を見て車を訪れた児童たちは車に設置されている2台のテレビ画面の前に陣取り、小学高学年を対象に制作したシンナーや覚醒剤、マリファナの怖さを伝えるビデオで学んだ。ビデオでは「タバコ、お酒類もドラッグの一種でやみつきになると止められません」と訴える。そして発泡スチロールをシンナーの中に入れると融け出す様子を見せ、「シンナーは鼻腔の粘膜を解かし、脳にも害を与えます」と映像の中の講師は話す。さらにシンナーを吸ったマウスが運動神経を失い、体のバランスを取れなくなった様子などを映した実験場面では子どもたちも顔をしかめたり、目をそむけ薬物乱用の怖さに顔色を変えていた。