大曲の花火

桟敷席の準備も始まる

使われる建築用のコンパネ板は2万3000枚(8月9日・木)

 始まった桟敷造り今月25日に開催される第75回全国花火競技大会に向けて会場の雄物川右岸河川敷では桟敷席造りが盛んに行われている。花火観覧場となる大曲橋(通称・金谷橋)から姫神橋までの1600メートル間の半分の距離、800メートル、幅70メートルに渡ってアルミパイプでやぐらを組み、2万3000枚ものコンパネを敷いて仕上げる。

 大曲商工会議所によると今年の桟敷はA席は9500マス、B席は2000マス用意の合わせて1万1500マス。昨年より1200マスを増やした。1マス6人分だから、満席になると6万9000人分の席となる。

 桟敷に使う建築資材用のコンパネは毎年、更新し使い終わると業者に分譲するという。「保存しても量が量だけにその場所がないし、経費もかかる」と建設業者。

 桟敷は一部キャンセルが出ているもののほぼ売り切れた。青森、岩手、宮城など東北の旅行業者を中心に遠くは北海道から大阪、静岡、東京などからも予約があった。

 市商工観光課によると旅行業者からあった大型バス駐車場の予約は600台。しかし、市が有料の駐車場として確保できたのは市役所と大曲小学校、市営球場、グランドパレス川端裏、県総合庁舎、市民会館、職業訓練センター、大川西根総合センターと除雪センター、それに駅前区画整理事務所駐車場の10カ所で、台数にして365台分。

 このほかに無料駐車場として内小友のファミリースキー場と県立農業科学館、それに四ツ屋の総合卸売市場を用意した。しかし、花火会場までは5キロから6キロ。「歩く距離を思うとお客さんにも気の毒だが、精一杯手を回して確保したバス駐車場です」と市。有料駐車場のバス1台分の料金は1万円。人件費、看板代、トイレ設置料、照明などでぎりぎりの料金という。