天気は快晴と絶好のコンディション
会場近くの駐車場は既に満車の所も(8月24日・金)
第75回全国花火競技大会「大曲の花火」は明日25日に迫った。台風11号の影響もなく、明日の大会は晴天と絶好のコンディションで迎えることになりそうだ。大会会場となる雄物川河川敷の警備本部では24日午前11時から警察、消防、警備保障、大曲商工会議所による警備の最終打ち合わせを行い、現場をチェック。河合格大曲署長は参加した約50人の警備陣を前に「各機関の連絡体制を密にして遠方から花火見学に来られる方々の安全に全力を尽くしてほしい」と要請。続いて花火会場の入口の一つである大曲橋(通称・金谷橋)まで歩いて案内看板の設置状況などを視察した。
一方、明日の花火に備えて県内外からの車も23日夕方から駆けつけるようになった。いずれも車にテントを積み込んだキャンパーたち。車の駐車とテント設営カ所として開放されるのは大曲大橋右岸下流の河川敷と同上下流左岸河川敷、それに姫神橋下流左岸。いずれも24日午前9時からの開放としていたが、会場に最も近い姫神橋下流左岸の駐車場には23日夕方には岩手、宮城、青森など県外ナンバーの車が駆けつけてしまった。このため姫神橋には車の列ができてしまい、会場整理を担当する大曲市役所では「一般の車に迷惑をかける」として23日午後5時半には開放して車を入れた。同駐車場の駐車可能台数は300台で、は24日午前10時で満車となった。
この3カ所の駐車場では「環境整備協力金」として1台当たり2000円を徴収することになったが、八戸市から来た家族は「お金を取るのは当然のことと思う。大変なゴミの量だし、その処理費、それにトイレの設置、徹夜体制で会場整理する市役所の人のことなどを考えると安過ぎるくらい」と話した。そして「大曲の花火は一度見てしまうとやみつきになってしまう」とここ数年は欠かさず来ているとテントの設営に入った。市役所では「お金を貰う以上、サービスもしなければ」と今年から2台の給水車を用意し、現場でキャンパーへの水のサービスも実施して喜ばれている。
一方、駐車場を求めての渋滞も始まった。会場に最も近い金谷町周辺に続々と県外ナンバーの車が流れ込んでいるためだ。東北6県のナンバーが最も多いが、中には京都や滋賀県、横浜、神奈川、札幌ナンバーも。大会関係者は「県外から来る車は年々、早めに駆けつけるようになった」と話す。
花火大会は明日午後5時から昼花火で幕を開け、午後6時50分からメーンの夜花火となる。クライマックスの大会提供花火「HANABIでセッション−ジャズコンサートの世界へ」は午後8時半に予定している。花火がジャズのリズムに乗って踊るというイメージだ。終了は午後9時40分ごろ。た桟敷席は昨年より1200マス(1マス6人)多い1万1500席用意したが、観光業者の購入などで既に完売している。
明石市の花火大会での将棋倒しを教訓に「大曲の花火での事故はあってはならない」と今年からは警備も厳重な体制となる。警察、消防、警備保障や大会実行委員会などで1000人規模の警備陣となる。そして大曲橋から姫神橋までの1600メートル区間の堤防上は緊急車両の通路確保のため、河川敷に入るための横断以外は立ち入り禁止となった。
横断するための入口は10カ所あり、階段やスロープには手すりを設け、帰りの観光客が殺到すると思えるカ所には照明装置も大幅に増やし、案全対策にも万全を期している。
「渋滞を避け、駐車場に入るためにも早めに来ることが最善だ」と大会関係者。花火大会の問い合わせは大会案内ハローダイヤルが018−823−8600。大曲市役所0187−63−1111。大曲商工会議所0187−62−1262。